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それぞれの元旦

2010-01-02 00:00:00 | 意識とからだ

2010年 元旦撮影 神戸市須磨区 綱敷 (つなしき) 天満宮


元旦の昨日。
近所の綱敷天満宮は、初詣客で大賑わいでした。
長い行列を作って、参拝の順番を待つ人たちの胸元あたりには、
上空の青空以上に清清しいものが溢れていました。
わたしたち家族は、参拝の列には並ばず、
境内に溢れる祝賀と希望の空気をご馳走になりました。

こちらの天満宮には、つい先日も家族で伺ったばかりです。
この地への新参のご挨拶に伺わせていただきました。
その時にも同じような感覚を覚えたのですが、
こじんまりした敷地内のそこかしこに清楚な空気が溢れており、
呼吸のたびに、胸の奥がさらに奥の方へと広がっていきます。
天地を通して、ここの敷地の上空だけ
スポット的に晴れ渡っているような感覚さえ覚えます。
木々たちも元気よく、ウェルカムでとてもフレンドリー。
須磨海岸に続く、わたしの好きな場所になりそうです。



2010年 元旦の須磨浜


人生は積み重ねが大事、とよくいわれますが
時と場合によっては、その積み重ねてきたものが、
手かせ足かせとなって、人を苦しめることがあります。
また、大切に積み重ねているつもりが、
いつのまにかマンネリ化してしまい、
ただ単に繰り返しているだけということもあるでしょう。

元旦を前に、多くの人が意識的に立ち止まります。
そこで自分の現状やこれまで積み重ねてきたものと向き合い、
何を置いていき、何を持っていくのかを見極めます。
そして元旦を境に、これまでとこれからをキッパリと分かち、
人はまた何度目かの、新しい一巡へと乗り出していきます。

だからこそ元旦には、世界じゅうで初々しい空気が生まれます。
初々しい空気が生まれるから元旦、ということではありません。
言い換えれば、人の意識が、元旦にふさわしい空気を
創り出しているということです。
もっといえば、自分にとっての ”元旦” は
暦上の日付に関わらず、あるいは新月満月に関わらず、
いつでも設定できる、ということです。

あなたの ”元旦” は、やってきましたか?
もしまだでしたら、いま少し意識的に立ち止まり、
あなた自身の元旦を迎えてみませんか。