★ L (スペースエル) 体を通して人の全体と向き合うサロン 目の前は淡路島の海 女性専用ボディーセラピー

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叫んで喚いて空白

2014-08-03 13:03:55 | 日記

淡路島の東浦から見た神戸メリケンパークの花火大会 2014.08.02.撮影

昨夜は、神戸の花火大会でした。
大阪在住の頃、花火大会といえば、小さい子供達を連れて
必ず打ち上げ会場付近まで出かけたものでした。

ドパーンと上がった大花火が、空とともに迫り落ちてくるあの凄さ。
「うぉおおお!」
「わぁああお!」

会場全体に湧き起こる歓声と拍手にノせつノセられつ、
誰もが大いに叫びまくっていました。しかも大阪ですからね。

腹の底から、歓声をあげて、声をあげて、あげ倒していると、
花火大会が終わる頃には、自分のなかに空白ができていました。
その頃のわたしの日常生活では、滅多に感じられない感覚でした。

その空白の静けさといったら、何も響かない、真空のようなもので、
帰り道、送り花火が 1発あがりドドーンと轟こうが、
もう、わたしのなかには響かない。
どんな轟音も、人でごった返す雑踏も、
その空白の静けさにはかないませんでした。

何も響かないといっても、無感覚とは違います。
感覚を超えたところにある、全肯定感というか、
全てを包括していて安らかで静寂な感じです。

すべてがそこに、ただ吸い込まれていく感じ。
「ブラックホールってこんな感じかも」 そんなことを思ったものです。





今日の淡路島は雨ですが、目の前の海では、
ブイに乗って水上バイクに引っ張られる女性の悲鳴が轟いています。

右から左へ、ぎゃぁぁあああああ!
左から右へ、きぃいいいやややあ!
朝からずーっと叫び続けています。

若い女性の黄色い声。
ご近所の殿方は、たまらんですよきっと。

もっと叫んでね。もっともっと叫んでね。

叫びたいだけ叫んだ後に、自分のなかに生まれる空白。
本当は、叫んだり喚いたりしなくても、そこに在る空白。
その空白こそ、★ L があなたに見出していただきたいスペースです。

思いっきり叫んだ後のような空白体験が、★ L で実現しますように。