12月1日、球団は梅野、岩崎、北条、尾中、長坂選手の
背番号変更を発表した。
プロ野球選手にとって、背番号は第二の顔であり、
入団時、最初に着ける背番号には球団の期待度があらわれている。
ドラフト上位選手ならなおさらである、
しかし期待に応えなければ変更させられる事もあり得る。
今回, 長坂もその様な憂き目にあった選手である。
ドラフト7位と下位ではあるが、矢野の大学後輩と言うことで
矢野が阪神で付けていた39番を小宮山から奪い取るが、
入団から4年で39番は新人の榮枝に譲る羽目になり、
そして来季からは岡崎が付けていた57番になった。
新型コロナに罹患したから、矢野に嫌われたのかなあ。
北条と梅野の関係も微妙である。
高校時代甲子園で大活躍し、12年ドラフト2位で入団した北条。
2番と言う背番号が期待度を表していた。
野球選手は皆とは言わないが、一桁の背番号に憧れるらしい、
元阪急の福本さんが「自分も入団4年目に40番から7番に
なった時は大変嬉しかった」と言っていた。
そう言えば、少年野球から高校野球までレギュラー選手は
1番から9番までの一桁で、二桁は補欠選手である。
せやけど、阪神の永久欠番は10、11、23の全て二桁。
ミスタータイガースと言われた、藤村、村山、田淵、掛布さんも
皆二桁の番号を背負っていた。
縦縞には二桁の背番号が似合っている。
北条も8年間背負ってきた2番を梅野に奪い取られた。
空きじゃなく現に使用している背番号を取る奴も取る奴やけど。
18年には絶好調の時にケガをするし、今回球団の申し出に
心機一転26番に変更すると言うが、本心はどうなんやろう。
北条にはほんまに同情します。
北条ガンバレ、応援するで!
どっちにしろ迷惑千万なのは各選手のファンで、
レプリカユニ等の選手グッズを買い替えなければならない。
これでは球団の思うつぼである。
空き番号ならまだしも、誰かが今付けている番号を奪い取るのは
あんまり感心せんなあ。
背番号が野球選手の顔ならば、本籍は人生のルーツである。
ここで教訓、背番号と本籍地は安易に変えるな。