10月4日 神宮球場でのヤクルト戦が阪神のレギュラーシーズン最終戦となった。
阪神の先発は横浜の東と最高勝率を争う大竹。
ここまで大竹は12勝2敗、勝率0.857、対して東は16勝2敗、勝率0.889。
もし大竹が勝利すれば最高勝率賞の資格である13勝となり、勝率は0,867となる。
最多勝が決まっていて、投げなくても最高勝率も決定している東だが、
2位になり横浜球場でのファーストステージ開催と17勝を目指し、
同じ4日最終戦の巨人戦に登板した。
しかし完投するも味方の援護なく、0対1で敗戦投手となった為、
東の勝率は0.842となり、大竹が勝利すれば最高勝率賞を得ることになる。
大竹は5回裏に2失点し、3対3の同点にされるが、6回表佐藤の犠牲フライで
阪神は1点勝ち越した。
6回裏から登板の才木は6,7,8回無失点と抑え、9回は岩崎が登板した、
しかし2点取られ、サヨナラ負けで大竹の勝星が消えた。
佐藤のエラーが無ければどうなってたか。
結局大竹は今シーズン12勝2敗で勝率は東を上回ったが13勝に届かなかった為、
最高勝率賞を逃した。
現役ドラフトでソフトバンクから獲得した大竹だが、成績は5年間で10勝9敗と
たいしたことがなかったから、あまり期待してなかった。
それなのに沖縄キャンプで岡田が大竹のことをえらい褒めてたが、
それは只大学の後輩と言うだけだと思ってて、こんなに勝つとは思わんかった。
ほんまに、ちょっと前のスアレスといい、大竹といいソフトバンク様様やったなあ。