[2021年2月20日 更新]
◆持ち物は自分で確認せよ
都立入試に挑む中学3年生が、親任せにしてはいけない。
親も代わりにやってはいけない。受験生本人がすべきこと。こんなことまで親が干渉していては先が不安で仕方ない。
特にコンパス、定規忘れは致命傷になる。
ちゃんと使えるかどうかも確かめておけ。
1.筆記用具
HBの鉛筆。他の濃さでも失格にはならないがHBがよい。最低でも3本用意。
濃いと消すのに時間かかり、解答用紙も汚くなる。
鉛筆は、1科目終わるごとに削ろう。
シャーペン。基本は鉛筆のみでOKだが、理科の試験時に役立つ。
「ガスバーナーの使い方」で、堂々とカンニングできてしまうからだ。絶対に持ち込め。
消しゴム。2つあればいい。M光義塾やSクールIEが配っているようなものは使うな。貧乏くさい。
自分の金で買ったものを使おう。
2.コンパス
無ければ数学で6点落とす。
ネジが締まっているか。鉛筆に芯はあるかを確認しよう。
3.定規
分度器や三角定規はNG。10~15cmのものがいい。
30cm定規は目立つから止めておくがいい。
4.腕時計
掛け時計があるはずだが、見にくい位置の場合もある。
むしろ普段から腕時計を見るクセをつけよ。
教室の時計がずれている可能性もある。
5.上履き
無くても入れるが、寒くて死にそうになる。貸してもらえない可能性がある。
必ず持っていけ。上履きを中学校に忘れてきたのならスリッパでも構わない。
6.受験票
分かりやすいよう、クリアファイルに挟んでおくとよい。
万一忘れてしまっても受験はできる。すぐ高校の試験官に申し出ること。
7.生徒手帳
まず使うことはないが持っておく。
受験票を忘れたときに見せることになる。
8.弁当
おにぎりやサンドウィッチがおすすめ。
腹いっぱい食うと午後眠くなる。15:40までなのだから軽く食べるくらいでいい。
母親が気合い入れてたくさん作るケースもあるが、そんなに食わせてはいかん。
9.飲み物
ペットボトルでもいいが、温かいお茶や白湯(さゆ)を水筒に入れていくといい。
10.現金
1000円あればいい。500円玉を2箇所にしまっておけば、一方をなくしてもなんとかなる。
電車で受験会場に行くなら、交通費は別に持っていくべし。
PASMOやsuicaにチャージしておく。
11.折りたたみ傘
念のため。絶対に雨が降らない予報なら不要。
◆スマホは持っていけ
持っていってもいいが、緊急で電話をかけたりする以外はカバンから出さない。「持っていったけど使わなかった」がベスト。
休み時間にも使ってはいけない。使っている奴がいても自分は使うな。
電源は切っておけ。試験中になったらすべてが終わる。マナーモードはぶぶぶぶ鳴るのでダメ。
逆にいらないものは「参考書や過去問」。
数分読んだって意味がないばかりか、よけい緊張するだけ。
好きな本を持っていって、好きなシーンだけ読むくらいでいい。ヨシタケシンスケがお薦めだ。
2021年2月20日追記
今年は教科間の休み時間が30分と長くなる。少しだけなら勉強しても構わない。
ただし大した量はこなせない。今まで勉強してきたことをさらっと見返すくらいにしておこう。
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