[2020年2月1日 更新]
昨日、都立高校推薦入試の合格発表日だった。
残念ながら不合格だった受験生へ、私から伝えたいことがある。
あいにく私は、人を励ます能力を持っていない。
まぁ塾講師としてはあるまじきことではあるが、ウチの生徒は分かっているはず。
勇気なんて人から与えてもらうものじゃなく、自分の中からしぼり出すものだってことを。
気に入らなければ、どうか途中でも構わないので読むのを止めてほしい。
◆チャンスが尽きたわけではない
推薦入試不合格は、過去の事実。
もう変えられない。
だけど、キミが行きたい都立高校への道が閉ざされたわけではない。
2月21日に都立一般入試がある。
それがきっと、最後のチャンスだろう。
一般入試で合格しなければ、キミは一生その高校に入ることはできないわけだ。
戦うのか、戦わないのか。
その選択をキミ自身が今、しなければならない。
戦うのなら、後ろを振り向いている場合じゃない。
キミが今すべきことは何か。
ただ「勉強」ではない。
「合格するために必要なこと」だ。
合格するために必要なことは、おのおの受験生によって違う。
1日24時間をどう使うか。
自分で考え、自分で工夫し、自分で行動しなければならない。
何が正しいかなんて、合格発表を見るまで分からない。
不安がない奴なんていない。
受験生は皆、不安だし怖いし孤独だと思っている。
どれだけやっても、まだ何かが不足していると思ってしまう。
でも
”不安だと思うこと”と”そこから逃げること”はイコールじゃない。
不安で不安でしかたなくても、毎日毎日やるべきことを2月21日までやり遂げてほしい。
そういう受験生には、ちょっとだけ神様は味方してくれるものだ。
最後にちょっとだけ、ね。
「推薦入試は落ちたけど、それで一つ成長できた」
なんて、合格後に言えたら最高だよな。
俺も、目の前の生徒のためにがんばる。
キミもがんばれ。
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