[2024年6月19日更新]
都立高校入試の英語は特殊だ。
文法を問う問題が出ない。
ちょっと乱暴な言い方だが、「同じ内容だが違う表現をしている選択肢から、正しい表現を選ぶ」や「正しい単語の使い方はどれか」のたぐいは出ない。
長文内容を正しく理解できていれば解ける問題ばかり。
Of the seven people here now , one is from China , three are from the US , and ( )from France.
1. other
2. others
3. the other
4. the others
このような、otherの正しい使い方を理解しているかといった問題はまず出ない。※正解は今日のX(旧Twitter)で発表する
◆他県では出る
例えば千葉県立高校入試ではこんな整序(並び替え)問題が出ている。
※正解はblogの最後に
A : Do you remember the first (brother / word / said / younger / your ) ?
B : Yes. It was "No."
目的格の関係代名詞を理解していること、形容詞youngerの置く位置を理解していることを確認するよい問題だ。
並び替えだとまぐれで正解する率は低くなる。この問題は正答率28.4%、無答率0.6%とそこまで難しくはない。
関係代名詞は中3で学ぶ。まだ学習していないなら、学習してから解いてみるといい。
他県では出ている。東京都が特殊なのだ。
東京は
本文と同じ内容に書き替えているものはどれか。
本文の内容の流れに沿って並び替えよ。
本文の内容と合っているのはどれか選べ。
こればかり。
だから都立入試では英語長文の読解が最優先。
そのために英単語や文法・表現は学ぶ必要はある。が、細かい知識は問われない。
都立入試で点を上げることに特化するなら長文読解ができるよう、単語力を上げ早く正しく読み取る訓練が最重要。
リスニングと3文の英作文を除く68点が長文読解なのだから。
正解
A : Do you remember the first ( word your younger brother said )?
Do you remember the first word that your younger brother said?
の関係代名詞thatが省略されていることに気づこう。
都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ