[2021年1月日 更新]
昨日までに終了したが、2021年度の推薦入試では総合学科の倍率が上がった。
過去11年間の推薦倍率を見ていただきたい。
応募者1552名、応募倍率は2.29倍。
推薦入試は定員ぴったりしか合格者を出さない。欠席者も少ないので、
応募倍率≒実倍率と考えていい。
◆倍率は低い
今年の総合学科の推薦倍率は2.29倍。
なお普通科3.18倍、全日制全体でも2.78倍である。
6,7年前と比べ、総合学科は推薦入試であっても入りやすくなっていることが分かるだろう。
◆「何となく普通科」は損
総合学科を選択肢の一つに考えない受験生は、「総合学科って何だかわからない」からだろう。
普通科と総合学科を見比べて、やっぱり普通科の授業や学校生活に魅力を感じたと思ったのならいいが、おそらくそうではないだろう。
「何となく普通科」と考えている受験生はしこたまいる。下位の都立高校普通科に行って、本当に英語も数学も理科も社会も勉強したいのだろうか。総合学科で興味のある勉強をした方が、学校生活の大半を占める授業や宿題、定期テストも楽しめると思う。
総合学科からでも大学には行ける。
東久留米総合や晴海総合は、半数以上が大学に行っている。
大森や田柄など普通科の下位校から一般入試で大学合格するのは現実的ではない。高校の授業見学に行けばまぁ分かる。
都立の中下位校から大学に行くなら、学校推薦型選抜(いわゆる推薦)で合格するほうがいい。理由はちょっと考えれば分かるだろう。
分からない人のために、次回は「偏差値について」のお話をする。
<過去記事:都立総合学科の大学進学率トップは>
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