[2021年5月21日 更新]
私の経験上、高校受験のために塾に通っている場合、その塾に関わる保護者は8割前後が女性。まぁたいていは母親だ。
保護者向けのセミナーや三者面談でも来るのは大半が女性である。
これが私立中学受験だと、男親の割合がちょっと高くなる。
それでも塾に赴く男性保護者もいるだろう。
ぜひ一つ、覚えておいてほしいことがある。今回はそんな話。
◆スーツを着ていくべき
塾に行くときの保護者の服装なんてどうでもいい。そういう考えは捨てよう。
塾だけじゃない。中学高校に行くときもできればスーツにネクタイ、それが嫌ならせめてスラックスにジャケットを羽織ってほしい。
なぜか。理由は二つ。
一つは塾の先生に、緊張感をもって接してもらうため。
もう一つは我が子に「勉強や受験は大切なこと」と保護者の意気込み・姿勢を見せるため。
◆先生は見た目で親を選別する
塾講師という職業柄、いろんなお父さんを見てきた。
私も男なので、男性のファッションならセオリーがわかる。女性のファッションは皆目わからん。せいぜい分かるのは「品の良さ」くらい。
ちゃんとした格好で来るお父さんには、こちらも身構える。
そうでないお父さんにはこちらも無意識に気が緩む。
手を抜くとかそういうことではない。緊張感の問題だ。
相手に適度な緊張感を持たせるという効果がフォーマルな服装にはある。
夏ならノーネクタイでも構わない。
麻のスーツ、ジャケットなら清涼感もあるからお薦めだ。
◆子どもへ与える印象
むしろこちらの方が重要。
子どもの三者面談は一家にとっての一大事であることを、親の格好で示すのである。
サンダル履き、短パンTシャツ姿の父親を見たら「今日の三者面談、親はコンビニ行くのと同等って考えているんだ」と子は想像する。そうではない。
保護者として我が子の進路について大切に思っていること。今日は特別であることを格好で伝えるのだ。
考えても見よ。たかがジャケットを羽織るだけでいいんだ。デメリットなんて一つもないだろう。
これから中学校や塾での三者面談、高校説明会が始まる。
男親も、ちゃんとした格好で臨んでほしい。
当たり前だが中学生は、高校説明会に行くときは制服着用だ。
それ以外は論外。
見た目でマイナスに判断されたくないだろう。
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