[2020年12月16日 更新]
都立入試の過去問を解いている時期だと思う。
模試でも過去問でも、
・難しい問題(=正答率が低い)
・易しい問題(=正答率が低い)
が入り混じっている。
特に数学や理科でいえることだ。
◆全部を解くな
入試で大事なのは「目標点を取りきること」だ。
70点が目標ならせいぜい80点。20点分を解く時間を捨ててでも80点を確保できたら万々歳だろう。
満点を狙ってすべての問題に挑み、点が取れたり取れなかったりなどと次元の低いことは絶対にしてはいけない。小学校のテストじゃない。
目標点は受験生によって違う。
同じ高校を受ける子でも男女で違うし、調査書点(内申点)によっても違う。
まずは自分の目標点を知ることだ。Vもぎ成績表を見れば「偏差値からみた都入試での予想得点」が左側に小さく書いてある。ここからあと何点上げたいかを逆算するといい。
特に時間が足りなくなりがちな国語、数学、英語は記述問題がある。
国語なら200字作文、数学なら証明問題、英語は英作文。
ここに時間を割くべきなのか。いっそ捨てるべきなのかはキミのレベルによって変わる。
国語の200字作文と、数学の図形の証明(大問4)は偏差値40台後半でも十分に得点できる。
毎年必ず出るものなのだから、解けるようにして2か月後の一般入試に臨んでもらいたい。
しかし塾に行っていない子は、作文や証明の採点は模試以外では難しい。
ニーズがありそうなら、何件か私がやってみようかと思う。
都立に入る! ツイッター 毎日役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
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