[2021年9月12日 更新]
塾の仕事を15年やっていると、「成績が上がるタイプ」と「成績が伸び悩むタイプ」は見分けられるようになる。
キミたちが成績を上げたければ、成績が上がる子のマネをすればいいのだ。
今回から、成績を上げるために受験生がすぐ始めるべきことをお伝えする。
むろん、受験生でなくても構わない。
◆玄関でクツをそろえる子=通知表5の子
「成績が上がるタイプ」は、おおざっぱに言うと当たり前のことができる子だ。
いちばん分かりやすいのは、玄関でクツを脱いだ時にちゃんと向きを変えてそろえるかどうか。
ここだけ見れば「成績が上がるタイプ」かどうかが分かる。
乱暴な意見かもしれないが、こういった細部を見れば全体も見える。
そもそも中学校の勉強なぞ、特段に難しいことはやらない。
みんなが当たり前にできるレベルのことだ。技術も才能もいらない。
玄関で靴をそろえる、トイレをきれいに使う。相手の顔を見て挨拶する。
これも当たり前。
当たり前のことすらできずに、特異なことができるわけがない。
基本的な型があってこそ、特別なことができるようになる。
勉強面において当たり前のことと言えば
鉛筆を正しく持つ
忘れ物をしない
遅刻しない
忘れ物をしない
遅刻しない
この三点ができていれば、通知表で4か5しか取るはずがないのだ。
通知表で数学が3以下なら、数学の才能がないとかではなく当たり前のことが何かしらできていないのだ。
見直してみよう。
◆鉛筆を正しく持てる?
小学1年生で習ったであろう「正しい鉛筆の持ち方」ができているだろうか。
文部科学省が以前、小学生から大人2739名を対象に調査した結果では
小学生は5%以下、大学生でも7.6%しか鉛筆を正しく持てないという。
別の調査では、東京大学の生徒の8割は正しく鉛筆を持てるという結果が出ている。
正しく鉛筆を持てるよう意識することで、成績向上には何らかのプラスの力がはたらくのは間違いなさそうだ。
中学生のキミもまだ遅くない。
今日から意識して、正しく鉛筆を持つようにしてみよう。
必ず、得することになろう。
なおペン回しは百害あって一利なし。
落とすとうるさい、シャーペンは芯が折れる、単純に格好悪い。二度とやらないこと。
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