◆BYODとは
「Bring your own device」
個人の端末を持ち込み、授業や仕事で利用することを意味する。
読み方は「ビー ワイ オー ディー」と普通に読む。
東京都は2018年から2020年3月末日まで「BYOD研究指定校」を10校選び、生徒の所有するICT機器を活用した学習支援等を実施することの有効性を検証し、導入時及び運用における課題の解決の方向性を検討している。
高校生のスマホ利用率は97%。ほぼ全員が持っているのである。
それを教育に有効活用するための動きである。
【出典元:東京都都民安全推進本部 (令和元年5月)】
◆「Wi-Fiアクセスポイント設置型」7校
・普通教室にWi-Fiアクセスポイントを設置し、授業内でのスマートフォン活用を進める。
西高校
三田高校
向丘高校
美原高校
白鷗高校
大泉高校
南多摩中等教育学校
三田高校
向丘高校
美原高校
白鷗高校
大泉高校
南多摩中等教育学校
◆「モバイルルーター配備型」3校
・指定校1校につき16台のポケットルーターを配備し、授業などでのスマートフォン活用を進める。
永山高校
若葉総合高校
東久留米総合高校
若葉総合高校
東久留米総合高校
各高校がどのように取り組んでいるのか。
それぞれのホームページ内を探してみたが、BYODについて書かれていたのは10校のうち2校のみ。
特に美原は、ICT・BYODに力を入れているのがよくわかる。
ぜひホームページを見てもらいたい。
・向丘高校
「朝学習では、毎週木曜日に英語学習アプリ(スタディーサプリENGLISH)を活用します」との記事が"向丘高校ニュースレター"にあった。
・美原高校
ホームページ上でいちばん詳しく教えてくれている。
ICT・BYOD活用授業ご紹介というページでは写真もふんだんに使い、分かりやすい。
校内通信「MiHaRa ICT Network News」というものを発行しており、誰でも閲覧できる。
おそらく全10校、取り組んではいるのだろうがぜひそれを外へ発信していただきたい。
人の目に触れてはじめて「そういう取り組みをしている」ということが知れ渡るのだ。批判する輩もいるかもしれないが、美原のように発信してもらいたいものである。
特に西、三田のような上位校や、中等教育学校には期待大だ。
◆実際の利用状況は
大泉高校に通っている高校生に直接聞いたのが以下の通り。
・授業ではまったく使われていない。
・wi-fiは毎日ログインするのが面倒(自動接続ではない)
・wi-fi速度は遅いので、使っている生徒は一部のみ。
・wi-fiは毎日ログインするのが面倒(自動接続ではない)
・wi-fi速度は遅いので、使っている生徒は一部のみ。
学年によるのだろうが「とりあえず、都教育委員会からやれと言われたから始めました」という学校もあるようだ。
引き続き、情報を集めていく。
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