[2020年12月14日 更新]
都立高校受験者の中には国立(こくりつ)高校も受ける子もいるだろう。
いずれもレベルの高い高校ばかりだが、私立と比べれば受験料も安い。試験日も都立一般入試よりは早い。
今回は国立(こくりつ)高校についてお伝えする。
◆男子校、女子校は1つずつ
まず、都内の国立(こくりつ)高校は以下6校。
男子校
筑波大学附属駒場高校(筑駒)
女子校
お茶の水女子大学附属高校(お茶女)
共学校
東京工業大学附属 科学技術高校(東工大附属)
筑波大学附属高校(筑附)
東京学芸大学附属高校(学附)
東京藝術大学附属音楽高校(芸高)
芸高は全国唯一の音楽科高校。
なお都立では総合芸術高校のみ。
試験日も他の国立(こくりつ)高校は2月13日なのに、1月20~24日と長い期間を設けている。国数英3教科のテストよりも実技試験がメインだから。
なお試験が国数英3教科なのは他に東工大附属もある。
それ以外の一般入試は都立と同じ5教科だ。
◆都立との併願を認めているのは3校
お茶の水女子大学附属高校、東京藝術大学附属音楽高校、筑波大学附属高校は公立高校との併願を認めている(ただし入学金等の延納は不可)
学附などは表向き、都立との併願は認めていない。でも実際は都立を受けて都立に受かり、学附を辞退する子はいる。
2019年度入試で大量の追加合格を出したのは記憶に新しい。
定員よりも多くの合格を出すのが筑附。
2020年度入試では80名の募集に対して157名も合格者を出している。
逆に40名の募集に対し、一般入試で40名の合格しか出さないのが筑駒。辞退する奴なんていないでしょという自信の表れか。
◆倍率は3倍程度
最後に2020年度一般入試の実倍率を見ていこう。
筑駒…2.8倍
お茶女...2.47倍
東工大附属…2.03倍
筑附...3.49倍
学附...男子3.95倍、女子3.86倍
合格数を多く出す筑附、学附は倍率も高い。
最難関の筑駒と比べると、まだ受かりやすい印象があるからだろうか。
私の考えではどちらもお薦めではない。
今までのブログを読んできた諸氏には理解いただけるだろうか。
都立に入る! ツイッター 毎日役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
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