脊柱管狭窄症の手術を終え3日間はベッドから起きられないとの事で食事もベッドを30度位起こしとっていました。おにぎりは食べやすかったけど汁物は苦戦しました。4日目の朝主治医の先生が背中のドレーンの管を抜いてくれて部屋の中のトイレは行けるようになりました。
背中から出ていたドレーンです。
最初は歩行器を使っての廊下の歩行でした。この時病棟の廊下が50m行って直角に曲がってまた50mだったんですが最初の50mで息が苦しくなってしまい休んでしまいました。その後だんだんと歩けるようになりました。
昼頃担当の看護師さんが新人看護師さんと傷口を確認に来てくれてドレーンを抜いたところから大量の出血している事がわかりました。ベッドの下の防水シートまで染みていたようでした。先輩看護師さんが新人さんに大丈夫?気分は?と何回か聞いていました。こちらもそのやりとりや拭き取るガーゼや脱脂綿の血を見てちょっと不安になりました。
背中から出ていたドレーンです。
その後執刀医の先生が来て縫合してくれ出血は治りました。それから心電図の胸に貼り付けるモニターを3日間つけるようになり貧血の薬が追加されました。
その後2日程リハビリが遅れましたが理学療法士の先生のもとでリハビリが始まりました。
最初は歩行器を使っての廊下の歩行でした。この時病棟の廊下が50m行って直角に曲がってまた50mだったんですが最初の50mで息が苦しくなってしまい休んでしまいました。その後だんだんと歩けるようになりました。
手術後3日を過ぎた頃から便秘の薬が出るようになりましたが5日を過ぎても便意が無く看護師さんが摘便しますとの事で生まれて初めて経験しました。その後は便意も戻ってきました。尿道カテーテルや摘便今まで考えられなかった事です。何気なくそんな事を気にしていなかった日常は本当に幸せな事だったと気づかせてもらいました。
7日目にシャワーの許可がでました。初日は看護師さんの監視のもとでシャワーを浴びました。事故防止の為の監視だという事でした。もういろいろな事を経験したので恥ずかしさは無くなりました。
長女のすすめもあり個室に10日間お世話になりました。リハビリも階段も息切れも無くなりとにかく廊下を歩くようにしていました。そして長女の勤務している整形外科病棟の4人部屋に移りました。ここでの傷口の処置に一回主治医の先生と長女が来た事がありました。先生が笑いながら何だか緊張しちゃうなぁと冗談?言っていました。
16日目、退院の時隣の方からペットボトルのお茶3本を頂きました。わざわざ車椅子で下のコンビニで買って来てくれたようです。娘さんにいつもお世話になっています。退院おめでとうございます。と言って渡されました。後で長女に言ったら隣りのベッドで2人で話しているのが聞こえて退院と親子だってわかったらしいよ。と言っていました。
そうして16日間の入院生活が終わり帰ってきました。長女の職場見学では前のベッドの方が2時ごろナースコールを押し同僚と処置している様子が目が覚めて耳に入ってきた事がありました。なかなか大変な仕事、体に気をつけてもらいたいものです。
自身の備忘録として書いてみました。
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