→猊鼻渓舟下りのページへ
前から行こう行こうと思っていた、猊鼻渓。ようやく来れました。
今日は快晴!!いい日になりそうです。朝一で乗るため、早めに来ました。
この先が乗船口です。
道路はここで行き止まり。猊鼻渓は道がないのです。入れるのは舟だけ!
こちらの川、「砂鉄川」の上流に「猊鼻渓」はあります。
観光地です。
朝早くから、スタッフが船の準備をしています。
けっこう、大きい舟。たくさん乗りそうです。
まずはチケットを買います。出発の30分前から、長蛇の列。人気ですね~~。
舟下り、楽しみです。
ようやく、チケット買いました。当日の気温は10度前後。寒いです。
足元に気を付けながら、乗り込みます。ちなみに、靴は脱ぎます。
暖かい靴下を履いたほうがいいですね。
ちなみに、舟はいっぱいあります。すごい。
川にはカモが泳いでます。のどか。
犬も乗船可能みたい。すごいな。
さあ、出発です。
写真を撮っている熟年夫婦。微笑ましいですな。
最初に見えるのが「鏡明岩」(きょうめいいわ)。
鏡のように光を反射する岩だそうです。
今日のように日差しが強いと、幾分、そう見えなくもないです。
舟はゆっくり進みます。
途中、写真を撮ってくれます。あとで販売しています。
今日は天気に恵まれました。真っ青な青い空が本当に気持ちいい!
落ち葉がかなり浮いています。先日の雨風で大分葉が落ちたそうです。
水の透明度が半端ありません。水深は1m程度ですが、底までクリアに見えます。
竿での操船なのでとてもゆっくりです。いい感じ。
藤の蔦が絡まる岩、「藤岩」だそうです。
藤の花の季節にはとてもきれいだと船頭さんが教えてくれました。
初夏には船遊びも心地よい涼となってなって気分がよいでしょう。
「藤岩」も全体としてはとても大きな岩です。
それにしても目を引くのはこの透明度。
見てください!これ!分かります??
この透明な水と切り立った岩と、本当に不思議な空間。名勝と称えられるゆえんがわかります。
ただ、写真でお分かりいただけるかもしれませんが、あまり「紅葉」としてはボリュームがありません。
これは両岸の岩が水分の少ない「石灰岩」でできているために、木があまり生育しないことが一因としてあるようです。
とはいえ、これだけの木が生えるのは大変に長い年月を要するわけです。
そう考えると、実に貴重な自然遺産です。
この猊鼻渓で暮らす鴨たちはそんなことは微塵もおもわないでしょうが。
ちなみに、これだけ透明なら魚の姿とか見えないかなーと思うんですが…、
「凌雲岩」(りょううんがん)です。
「雲を凌ぐ岩」の意味です。
川霧にも隠せない大きな岩ということでしょう。
それにしてもここは、
両岸が本当に崖で、ほとんど人が歩くような隙間がありません。船でしかここの中に入れない場所なのです。
なんか見えてきました。
賽銭箱です。なにかを祀ってあります。
「毘沙門洞」だそうです。やはり石灰岩なら鍾乳洞の一つもあると思いました。
けっこう奥は深そうです。
仏像も手前にあります。
昔の人は舟でしか来られないのに、よく見つけたものです。
舟からお賽銭を投げて、箱に入れば、願いが叶うとか…運試しですね。
岩場のわずかな窪みから木が生えています。
考えてみれば、よく、こんなところにこれだけ木が生えるものです。
いたいた!!鯉です。
割と大き目の野鯉がゆうゆうと泳いでいます。
発券所のあたりで売っていたエサはこのためだったようです。
鯉は警戒心が薄いので鴨にも全く動じません。
これは「雨よけの岩」
写真ではわかりづらいですが、オーバーハングしているので舟をこの岩の近くに寄せて雨よけができるようです。
また、なにか見えてきました。
こちら「古桃渓」(ことうけい)と言うそうです。
中国の故事「桃源郷」になぞらえてつけられたそうです。
なんとなく谷川の跡っぽいですが、水は流れていません。
ちなみに左岸のすなは川底を浚渫(しゅんせつ)した時のもののようです。
定期的なメンテが必要なんですね。来年、これを大掛かりな工事して撤去するみたいです。
次なる岩は「吐雲峰」(とうんほう)。
下にある窪みから川霧が立つことから名づけられた名前です。
絶壁です。すごいですよね。
舟下りの職員が小型ボートで行きかいます。
もうコースは終盤。結構早いものです。
鴨はいいなあ、気楽で。
左手に見えてきたのが、「壮夫岩」(そうふがん)
大きな、そそり立つ岩です。
サイズ感、伝わりますか?
はるか向こうに見やる岸壁の上の木々。あそこからはどんな風景が見られるのでしょう?
舟旅もそろそろ終わり。けっこうあっけないものです。
この岩は「小婦岩」。
女性の横顔のように見えると言います。
??どうですか??どのへんが鼻か目かよくわからないのですが…。
で、発着所に着きます。
「三好ケ丘」と言います。
後にはそそり立つ岸壁。う~~ん猊鼻渓っぽい。みんなスマホで撮ってます。
ここからの眺めがよくパンフとかに採用されるようです。
確かにこういう写真は映えますね。
真っ青な青空と紅葉とか。もう最高じゃないですか!!!
三好ケ丘に下りました。もう、すんげーところです。この岸壁はなかなか見られるものではありません。
みんな思い思いに撮影タイム。
いい絵です。
この奥には何があるのでしょうか。
しかし、まあ、今日はなんて天気がいいんでしょう!!!
この先は川幅とか水深の関係であの大きな川下りの舟は入れないんだそう。
藤棚がありました。初夏のころは奇麗でしょうね。
トイレもあります。
中は水洗でした。そこそこキレイでした。
こういう中洲があるから進めないんでしょうかね…?
茶屋のような場所発見。昔は営業していたんでしょうね。
左を見ると、すごい岸壁です。
まだ、奥に行ける模様。
川の水はとてもきれい。
橋があります。渡れるようです。
橋の上から。奥の岸壁は下の方がえぐれています。
川幅は広いが、やや浅め。ここが砂鉄川の曲がるポイントです。
川を渡りますと、
左手に岩山。
「覧勝ヶ丘」(らんしょうがおか)。ご覧になって、景勝を楽しむ丘とのことです。
東屋があります。手前のテントで絵馬や「運玉」を売っています。
対岸の穴に投げ込めば、願いが叶うという素焼きの運玉。5個で100円。お手頃なので、自分も試してみました。
(けっこう楽しい)
この辺一帯が、猊鼻渓観光の終着点。
奥にあるのが「潜龍潭」(せんりゅうたん)「龍が潜むよどみ」の意味ですね。
実際に龍を見たとかそういう伝説はないようです。
「渦を巻き」とさっきの案内板にありましたが、実際にここでは内側で水が逆流しています。ゆっくり。
不思議な光景です。
一応、YouTubeに動画をアップします。見ていただければ、幸いです。
→猊鼻渓 潜龍潭⑴
→猊鼻渓 潜龍潭⑵
ちなみに、この先はもう立ち入り禁止です。
このそそり立つ岸壁を目に焼き付けて、帰ることにしましょう。
あと、これを紹介するのを忘れていました。
これ、鼻です。
これが、「猊鼻渓」の名称の由来となった「鼻」です。
「猊鼻渓」の「猊」は獅子、すなわちライオンのことを指しています。ライオンの鼻という意味です。
これ、ライオンの鼻というより色からして、人の鼻のように見えます。石灰岩の中にこんな肌色の部分があるなんて…。
さて、本当に帰りますか。
さらば、猊鼻渓。また会う日まで。
この清き流れのいつまでもあらんことを。
帰り道。しっかり目に焼き付けておかないと。
この東屋も来年はやっているかもしれません。
この清き流れはいつまで続くのでしょう。
これも目に焼き付けたい景色。
舟はゆきます。
歌いながら。
撮りながら。
先ほど、うまく撮れなかった、「あまよけの岩」ですが、
こんどはどうでしょう?
船頭さんが「げいび追分」を謡ってくれました。
のどかな時間が過ぎていきます。
次々と次の便が来ます。この日は大盛況。
だって天気がとてもいいから。
行きかう人はみな笑顔。
舟旅も終わり。行き帰り約90分でしたが、けっこうあっという間。
大船渡線が見えます。
帰るころにはお土産屋も賑わっていました。
猊鼻渓、素敵なところでした。
しかし、あの「鼻」は何だったんでしょう…。
不思議な物体。
ホンマ、ええトコやで、猊鼻渓。運賃1,800円の価値は十分ある!!!
【撮影日:2019/11/4】
前から行こう行こうと思っていた、猊鼻渓。ようやく来れました。
今日は快晴!!いい日になりそうです。朝一で乗るため、早めに来ました。
この先が乗船口です。
道路はここで行き止まり。猊鼻渓は道がないのです。入れるのは舟だけ!
こちらの川、「砂鉄川」の上流に「猊鼻渓」はあります。
観光地です。
朝早くから、スタッフが船の準備をしています。
けっこう、大きい舟。たくさん乗りそうです。
まずはチケットを買います。出発の30分前から、長蛇の列。人気ですね~~。
舟下り、楽しみです。
ようやく、チケット買いました。当日の気温は10度前後。寒いです。
足元に気を付けながら、乗り込みます。ちなみに、靴は脱ぎます。
暖かい靴下を履いたほうがいいですね。
ちなみに、舟はいっぱいあります。すごい。
川にはカモが泳いでます。のどか。
犬も乗船可能みたい。すごいな。
さあ、出発です。
写真を撮っている熟年夫婦。微笑ましいですな。
最初に見えるのが「鏡明岩」(きょうめいいわ)。
鏡のように光を反射する岩だそうです。
今日のように日差しが強いと、幾分、そう見えなくもないです。
舟はゆっくり進みます。
途中、写真を撮ってくれます。あとで販売しています。
今日は天気に恵まれました。真っ青な青い空が本当に気持ちいい!
落ち葉がかなり浮いています。先日の雨風で大分葉が落ちたそうです。
水の透明度が半端ありません。水深は1m程度ですが、底までクリアに見えます。
竿での操船なのでとてもゆっくりです。いい感じ。
藤の蔦が絡まる岩、「藤岩」だそうです。
藤の花の季節にはとてもきれいだと船頭さんが教えてくれました。
初夏には船遊びも心地よい涼となってなって気分がよいでしょう。
「藤岩」も全体としてはとても大きな岩です。
それにしても目を引くのはこの透明度。
見てください!これ!分かります??
この透明な水と切り立った岩と、本当に不思議な空間。名勝と称えられるゆえんがわかります。
ただ、写真でお分かりいただけるかもしれませんが、あまり「紅葉」としてはボリュームがありません。
これは両岸の岩が水分の少ない「石灰岩」でできているために、木があまり生育しないことが一因としてあるようです。
とはいえ、これだけの木が生えるのは大変に長い年月を要するわけです。
そう考えると、実に貴重な自然遺産です。
この猊鼻渓で暮らす鴨たちはそんなことは微塵もおもわないでしょうが。
ちなみに、これだけ透明なら魚の姿とか見えないかなーと思うんですが…、
「凌雲岩」(りょううんがん)です。
「雲を凌ぐ岩」の意味です。
川霧にも隠せない大きな岩ということでしょう。
それにしてもここは、
両岸が本当に崖で、ほとんど人が歩くような隙間がありません。船でしかここの中に入れない場所なのです。
なんか見えてきました。
賽銭箱です。なにかを祀ってあります。
「毘沙門洞」だそうです。やはり石灰岩なら鍾乳洞の一つもあると思いました。
けっこう奥は深そうです。
仏像も手前にあります。
昔の人は舟でしか来られないのに、よく見つけたものです。
舟からお賽銭を投げて、箱に入れば、願いが叶うとか…運試しですね。
岩場のわずかな窪みから木が生えています。
考えてみれば、よく、こんなところにこれだけ木が生えるものです。
いたいた!!鯉です。
割と大き目の野鯉がゆうゆうと泳いでいます。
発券所のあたりで売っていたエサはこのためだったようです。
鯉は警戒心が薄いので鴨にも全く動じません。
これは「雨よけの岩」
写真ではわかりづらいですが、オーバーハングしているので舟をこの岩の近くに寄せて雨よけができるようです。
また、なにか見えてきました。
こちら「古桃渓」(ことうけい)と言うそうです。
中国の故事「桃源郷」になぞらえてつけられたそうです。
なんとなく谷川の跡っぽいですが、水は流れていません。
ちなみに左岸のすなは川底を浚渫(しゅんせつ)した時のもののようです。
定期的なメンテが必要なんですね。来年、これを大掛かりな工事して撤去するみたいです。
次なる岩は「吐雲峰」(とうんほう)。
下にある窪みから川霧が立つことから名づけられた名前です。
絶壁です。すごいですよね。
舟下りの職員が小型ボートで行きかいます。
もうコースは終盤。結構早いものです。
鴨はいいなあ、気楽で。
左手に見えてきたのが、「壮夫岩」(そうふがん)
大きな、そそり立つ岩です。
サイズ感、伝わりますか?
はるか向こうに見やる岸壁の上の木々。あそこからはどんな風景が見られるのでしょう?
舟旅もそろそろ終わり。けっこうあっけないものです。
この岩は「小婦岩」。
女性の横顔のように見えると言います。
??どうですか??どのへんが鼻か目かよくわからないのですが…。
で、発着所に着きます。
「三好ケ丘」と言います。
後にはそそり立つ岸壁。う~~ん猊鼻渓っぽい。みんなスマホで撮ってます。
ここからの眺めがよくパンフとかに採用されるようです。
確かにこういう写真は映えますね。
真っ青な青空と紅葉とか。もう最高じゃないですか!!!
三好ケ丘に下りました。もう、すんげーところです。この岸壁はなかなか見られるものではありません。
みんな思い思いに撮影タイム。
いい絵です。
この奥には何があるのでしょうか。
しかし、まあ、今日はなんて天気がいいんでしょう!!!
この先は川幅とか水深の関係であの大きな川下りの舟は入れないんだそう。
藤棚がありました。初夏のころは奇麗でしょうね。
トイレもあります。
中は水洗でした。そこそこキレイでした。
こういう中洲があるから進めないんでしょうかね…?
茶屋のような場所発見。昔は営業していたんでしょうね。
左を見ると、すごい岸壁です。
まだ、奥に行ける模様。
川の水はとてもきれい。
橋があります。渡れるようです。
橋の上から。奥の岸壁は下の方がえぐれています。
川幅は広いが、やや浅め。ここが砂鉄川の曲がるポイントです。
川を渡りますと、
左手に岩山。
「覧勝ヶ丘」(らんしょうがおか)。ご覧になって、景勝を楽しむ丘とのことです。
東屋があります。手前のテントで絵馬や「運玉」を売っています。
対岸の穴に投げ込めば、願いが叶うという素焼きの運玉。5個で100円。お手頃なので、自分も試してみました。
(けっこう楽しい)
この辺一帯が、猊鼻渓観光の終着点。
奥にあるのが「潜龍潭」(せんりゅうたん)「龍が潜むよどみ」の意味ですね。
実際に龍を見たとかそういう伝説はないようです。
「渦を巻き」とさっきの案内板にありましたが、実際にここでは内側で水が逆流しています。ゆっくり。
不思議な光景です。
一応、YouTubeに動画をアップします。見ていただければ、幸いです。
→猊鼻渓 潜龍潭⑴
→猊鼻渓 潜龍潭⑵
ちなみに、この先はもう立ち入り禁止です。
このそそり立つ岸壁を目に焼き付けて、帰ることにしましょう。
あと、これを紹介するのを忘れていました。
これ、鼻です。
これが、「猊鼻渓」の名称の由来となった「鼻」です。
「猊鼻渓」の「猊」は獅子、すなわちライオンのことを指しています。ライオンの鼻という意味です。
これ、ライオンの鼻というより色からして、人の鼻のように見えます。石灰岩の中にこんな肌色の部分があるなんて…。
さて、本当に帰りますか。
さらば、猊鼻渓。また会う日まで。
この清き流れのいつまでもあらんことを。
帰り道。しっかり目に焼き付けておかないと。
この東屋も来年はやっているかもしれません。
この清き流れはいつまで続くのでしょう。
これも目に焼き付けたい景色。
舟はゆきます。
歌いながら。
撮りながら。
先ほど、うまく撮れなかった、「あまよけの岩」ですが、
こんどはどうでしょう?
船頭さんが「げいび追分」を謡ってくれました。
のどかな時間が過ぎていきます。
次々と次の便が来ます。この日は大盛況。
だって天気がとてもいいから。
行きかう人はみな笑顔。
舟旅も終わり。行き帰り約90分でしたが、けっこうあっという間。
大船渡線が見えます。
帰るころにはお土産屋も賑わっていました。
猊鼻渓、素敵なところでした。
しかし、あの「鼻」は何だったんでしょう…。
不思議な物体。
ホンマ、ええトコやで、猊鼻渓。運賃1,800円の価値は十分ある!!!
【撮影日:2019/11/4】
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