
6年算数 単位量当たりの大きさ
今日の教科書の問題は
「サツマイモを栽培しました。9平方メートルで36Kgとれる畑と、6平方メートルで27Kgとれる畑では、どちらがよくとれるでしょう?」といった問題でした。
いつものように、ここから、まず求める事は何かをノートに書かせました。
すると次の2通りがでてきました。
これは、これでよいのです。
ただし、このクラスの子にとっては、①から求められる商の意味がとても分かりにくいものになります。
ですから②の解き方で、学習させたいと考えます。
そこで、問題文に「どちらがよくとれるでしょう?」とあるので、平方メートルと、Kgのどちらが「よくとれる」を考えるのに適した単位でしょう?
と聞いてみました。
が~ん、ほとんどの子が、①を選び、②を選んだ子は2人だけです。
つまり、「よくとれる」ということは、「たくさんとれる」ってことで、たくさんとれると重いからKgで比べればいいや、という国語的思考が働かないって事だと思いました。
そこで、みんなで両方解いてみます。
黒板の式に単位を付けます。
①は「0.25平方メートル」
「0.2222平方メートル」
②は「4Kg」
「4.5kg」
「この2つの答えで、どっちの畑がよくとれたかが分かりやすいのは、どっち?」
と聞きました。
今度は全員、②と答えました。
「単位量当たりの大きさでは、2つのパターンの式ができます。実はどちらからも同じ答えがだせます。しかし、より答えが分かりそうな単位を求めた方が分かりやすいでしょ?」
と説明します。
でも、説明だけでは分かりっこないので、同様の問題を練習します。
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