
雨の季節です。私の家の周りに、きれいにアジサイの花が咲きそろいました。
平野先生の実践を手本に、あじさいを描かせてみたいと思います。
4年生。出入りで、毎週1時間の実践です。
まず、アジサイを2人に1本行き渡るように、たくさん用意し配ります。
よく観て、触れてもらいます。
話し合います。
匂いは??
花の数は??
花びらの数は??
触った感触は???
花の色は??
花びらの色は??
など、あれこれ皆で発見し合います。
その後、今度は、その花を1つだけ「ぷちっ」、とります。
一つだけについて、観察します。
真ん中にね、何か丸いものがあるよ。
丸いものに、すじが入っている。
花びらに、筋が入っている。
花の形は、全体的に見ると菱形だね。
そこで、ちょっとだけ、教えます。
その真ん中の丸が、花なんだ。まだつぼみだね。
周りの花のように見えるのは、「がく」なんだ。
イチゴの緑のヘタ、トマトの緑のヘタに当たる部分だよ。
さあ、その「ぷちっ」と、切り取った、一つの花をよく観て描いてみよう。
上手に描けたね。
さて、その「ぷちっ」と、切り取った一つの花が、いくつぐらい集まると、アジサイの花になるんだっけ?
そうだね。じゃあ、その「ぷちっ」と、切り取った、一つの花をよく観て、二つ目、三つ目と花びらを増やしていこう。
そのとき、必ず花びら同士が重なるように描いていこうね。
この辺りで、もう1時間が終了。
今日の図工は、おしまいで~す。
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