
2学期に単位量あたりの大きさの学習を行う。
どのように授業を行うのか、自分なりに教材を解いてみて、イメージを持っておこうと思う。
まず導入の第1時には、エレベータの混雑具合の問題が使われている。
「次のABCの3つのエレベータのうち、一番混んでいるのはれどれだろう?」
Aは6㎡に18人
Bは6㎡に16人
Cは5㎡に16人乗っている。
(1)図を書いてみる。
これだけだと、よく分からない。
(2)線分図で表してみる。
これだと、どう比べていいか分からない?
(3)表にまとめてみる。
同じ面積、同じ人数なら比べられる。
しかし!! AとCは比べられない。
AとCを比較しよう。
比較するには、どこか同じ条件を作らないと比べられない。
次の2通りの考え方ができるだろう。
そして、それぞれ2通りの考え方ができる。(合計4通りの解き方がある)
2つの物を比べるとき、今度は数直線が見やすい。
30㎡の部分を合わせてみる。
1㎡の部分を合わせてみる。
144人の部分を比べてみる。
1人の部分を比べてみる。
こうして4通り試してみて、○長所、×短所を考えてみる。
その1の1 ○同じ面積に90人と96人は
比べやすい。
×公倍数を求めることに
抵抗がある。
その1の2 ○暗算で求めることができる。
(計算が簡単)
×3人は分かるが、3.2人は
実際はあり得ない。
その2の1 ○違う面積に同じ人数がいるという
考え方は分かりやすい。
×公倍数が求められない。
5年生では無理だろう。
その2の2 ○式は簡単。
×小数のわり算に抵抗がある。
×一人あたりの面積はイメージしにくい。
どうしたら、1人あたり、1㎡あたりを求める良さが、理解できるのだろう?
75回 | 9月9日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
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76回 | 10月14日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
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