
「友だちはいいな」の指導
「友だちはいいな、という顔で歌ってね。」
「こうした楽譜を上手に使っていきましょう。」
「もちろん、歌詞も大事です。」
「でも、楽譜を理解できるようにして上げることも、大事な学びです。」
「楽譜を見ると、様々な事が分かるのです。」
「様々な情報が分かれば、歌声もどんどんよくなります。」
「ここでは、音符の並び方に注目しましょう。」
「音符の音の高さと、強弱は関係があります。」
「音が高くなると、クレッシェンド
低くなると、デクレッシェンドになっているのが基本です。」
「子どもたちに、音の高さに従って、曲線を(下図のように)書き込ませます。」
「この曲線を手で動作で作りながら歌わせます。」
「すると、音程がとりやすくなります。」
「クレッシェンド、デクレッシェンドも自然とついていきます。」
「できるようになったら、『今度は、手を使わないで歌おうね。』」
「『手を使わなくても、聞いている人に曲の山が分かるように歌おうね。』と言います。」
「それから、音符も教えていきます。」
「この曲では、例えば付点2分音符を教えるとします。」
「付点二分音符は、四分音符3つ分です。」
「よく、無責任に1つか2つで切ってしまう子がいます。」
「音符通りに、丁寧に歌わなければなりません。」
「そこで『音が終わるまで、心を入れて歌いなさい。』と言います。」
「『心を途中で放すと、音がどっかへ行ってしまうよ!!』と言います。」
「音が、きちんと音符分伸ばされると、歌がきれいに聞こえます。」
「途中で放してしまうと、ぷつんと切れて、雑に聞こえます。」
「この曲のCodaの最後は、全音符と二分音符がタイでつながり、6拍伸ばします。」
「『一番最後の音は、責任をもって、最後まで捨てない。』指導をします。」
「この、6拍しっかり伸ばす方法は、こう指導します。」
「6拍伸ばしたら、7拍目に切ります。」
「やってみましょう。」
「そのとき、7拍目に、口を開けたまま切ります。」
「そうすると、余韻が残ります。」
「やってみましょう。」
「さらに、もっと余韻を作るときはこのようにします。」
「7拍目に、『あっ』と声を出すつもりで切るのです。」
「やってみましょう。」
「ほら、簡単で、余韻が残って、素敵な曲の終わりになったでしょ!!」
浜松授業研究の会のご案内をします。 |
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