
3年生の小単元に「修飾語」が取り上げられていました。
ふと、おもしろそうな授業が思い浮かびました。
カードを使って、「修飾語ごっこ」で遊べそうだと思ったのです。
文を構成する最小単位は、「主語」+「述語」です。
今これを、「私は」「書いた。」という二枚のカードで示します。
青い四角のカードが「主語」
赤い四角のカードが「述語」とします。
これに修飾語のカードを、どんどん付け足していくのです。この菱形のカードを「修飾語カード」とします。
赤い点がついている言葉を、修飾します。
例えばこうです。
書いた→「誰に+書いた。」かくっつけるのです。「おじいさんに」という修飾語カードを用意します。
このカードは、下の部分に赤い点が付いているから、下の「書いた。」にくっつきます。
主語と合わせれば「私は、おじいさんに 書いた。」という文になります。
何を書いたのかよく分かりません。「書いた」にもう一つ修飾語カードをくっつけます。
何を 書いたの?→「手紙を 書いた。」
すると、「私は、おじいさんに 手紙を 書いた。」という文になります。
もっと、修飾しましょう。
主語は修飾できないでしょうか?
どんな私? → 「楽しかった 私」と主語も修飾できそうです。
「楽しかった 私は おじいさんに 手紙を 書いた。」という文になります。
今度は、修飾語を修飾できないかを考えてみます。
その場合は、「修飾語カード」を横向きにしてくっつけます。
どんなおじいさん→「大好きな おじいさん」
「楽しかった 私は、大好きな おじいさんに 手紙を 書いた。」
だんだん、複雑な文になってきました。
ここまでくると、どんどんくっつけていくことができます。
けっこう、楽しめそうです。
ここまで全員で黒板で学習します。
今度は、個人、二人組、グループ等で「修飾語ごっこ」を楽しみます。
第35回 | 2013年11月9日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第2会議室 |
第36回 | 2013年12月14日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール |
第2会議室 |
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