第一講座で真っ先に行うのが
『姿勢』のレッスンです。
武器を手にしたとき、
人間は一番不安定になる、その為に
姿勢を意識操作によって
安定に持っていくことができます。
そのヒミツを、テクニックを第一講座で
一番に教える意味です。
ところで
姿勢の問題(本当はフラフラしている)は、
人間が二足歩行になったときから
手が足から独立し、解放されたとき以来
不安定を克服するために脳容量が大きくなっただろうということです。
つまり脳は際限なく大きくなるわけにはいかないまま
姿勢の不安定さを克服できないまま
今の姿でおちついたのが人間という事です。
これは、独立的に手を使って細かな作業などを
しかも二本足で立ったまま行うということを指します。
ごちゃごちゃ書きましたが、
結局は、姿勢は裏返してみて「とっても不安定だ!!」ということです。
刀を持った人間が気をつけるコト
それは、哺乳類と同じ安定感を取り戻すということです。
そんなことは無理だ・・・
ではなくて、そこを克服してきたのが武術の口伝にあります。
また、そのテクニックは空手の中にも
柔術のなかにもあります。
そういう歴史的な過程で生まれたテクニックをやっていきます。