むすび居合道の刀一会《JMMA会員》

日本武道本質「むすび」を探求している道場。むすび居合を提唱。武術居合道を通じて平和理念を解きます。もしもしむすび協会会員

むすび学ぶとき(その2)…武術で必要なわけ2.

2021-12-10 12:48:31 | 刀一会technique
前回のブログでは、
・経済、情報、企業機密、国家間‥の広義の戦争での
情報戦』が武術でいえば「むすび」だと紹介しました。

戦争に限らず
情報は個人~企業~地方~国家まで
必要であり、そういう常識的なことが大事である
と言っているわけではありません。

武術でいう情報とは、
目の前の相手のことです。
その相手のことの名前や肩書、住んでいるところなど
そういう情報を言っているものでもありません。

動物の戦い(狩り)を考えたらわかります。
今の時期だと
落ち鮎を狙って川にはサギや鵜が河原に群れています。
その鳥でさえ、
やみくもに川でじっと鮎を待っているわけではなく

鮎のいそうな、それも群れで
そういう場所をきちんと把握したうえで捕食の機会を狙っています。
なんでもいいから待ってりゃ鮎のほうからやってくるではないのです。
(時として、そういう場合もあるかもしれませんが)

武術の場合の本質は命のやり取りです。
そういう時に相手と対した場合
相手の年齢や肩書や性別はあまり問題にはなりません
むしろ
相手の情報を自分自身と一体になるために使うというのが
《むすび》の真の目的です。

ではその情報とは何かというと
レッスンでも言っている
@@です。

氣とならんで覚えていてくださいと、いっている@@です。
この@@をとらない限り
《むすび》現象は作用としてあらわれません。






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