刀一会をわたしが作る理由は、
本音を言えば居合を教えたいからではない。
本当は、モノとの一体化技術を教えたい。
もっと言えば刀との一体化、ひとつになることです。
理由は、私のルーツにあります。
私の母方の祖父は、戦前刀鍛冶でもありました。
私が物心ついて鍛冶屋で遊んでいた昭和42年ごろは
野鍛冶として仕事をしていました。
鍛冶場は和歌山県海南市にありました。
おじいちゃんは、刀をうった。
その孫の私は、刀の扱いかた。
刀との一体化を道場で教える。
そういう理由です。
刀の操法をレッスンで
おそらく他にはないシステムで教えていくことです。
25才から武術をしてきて
ずいぶん回り道を32年間しましたが
そのチャンスが巡り、
諦めず構想してきた甲斐がありました。
2020年9月(一部8月から)から
刀一会で居合道のレッスンを始める予定です。
当会は、どこの連盟にも所属していません。
協力者も今はゼロ、
しかしそれは問題ではありません。
もちろん、
9月にスタートしても生徒が集まるとは限りません。
そんな甘いものじゃないことは私も合気道の会を
主宰していますので理解しています。
それでも、私には確信があります。
今から
20年もしたら当会の第一講座のテクニックは
かなりの方に広がっているはずです。
それはまた、
20年もまたなくても大丈夫かもしれませんが
今は、このブログで細々とですが
紹介しています。