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映画「ヒューゴの不思議な発明」

2012-03-24 21:06:56 | 小春的〝小映画〟
私の人の役割度   

「ヒューゴの不思議な発明3D」感想は今に到りましたが、公開後すぐに観ていました。

アカデミー賞では映画「アーテイスト」が主部門を受賞と言われましたが

撮影賞、美術賞、音響編集賞、音響録音賞、視覚効果賞の堂々の5冠  達成

原作はブライアン・セルズニック氏の小説「ユゴーの不思議な発明」監督はスコセッシ氏
自身の初めての3D作品です。

どちらかと言えば映像部門受賞が目立つので視覚に訴える作品と思われる方多いと思われ。

私もそうでしたがどっこい(笑)デス☆

駅の時計塔に訳あって一人隠れ暮らす少年←ヒューゴ・カブレの強い思いと意志が自分は忘れ去られた要らざる人間と頑なに思い込む

歴史に埋もれかけた映画界に多くの影響貢献をした一人の男←ジョルジュ・メリエスを再び人々の注目と賞賛の場へ誘(いざな)う

簡単ギュ凝縮!だとこんな感じなのですが、そこまでのヒューゴの日常はそれはもう大変なもので

大好きだった父の死、引き取られた飲んだくれの伯父は学校に通うことも許さず時計塔で自分の仕事である

時計のネジ巻きや時間調整の仕事を全部押し付けるがある日失踪。

そのあとは父が残した不思議な機械に人形を修理するため食べるものは駅で失敬して暮らすしかなくて  

機械人形を直すための部品もやはり駅のおもちゃ屋から失敬するしかなかった。

が、ある日店主←ジョルジュ・メリエスに見つかり、修理BOOKを取り上げられてしまうのだけどね

その店主こそがスタジオを建て、女優である奥さんも出演して無声映画を多く撮った、映画に多大な影響を与えた人物。

機械人形を作った本人でもあった。

元々の職業、手品も交えての映像は喝采を浴び、人気を博したのだけど戦争が勃発。

戦争の現実をみた人々にとっては映像は所詮作り物にしか映らず人気は低下。

自信を無くし、自分の価値は無いと自暴自棄に陥ったジョルジュ・メリエス。

スタジオを壊し、備品を焼き、フィルムも靴のヒールの転化材料として二束三文で叩き売り残ったわずかなお金でおもちゃ屋を開き今に到っていた。

そんな時に元々は自分のBOOKであった機械人形の仕様書をヒューゴにより再び観ることとなったのね。

言うならば壊れた機械人形=ジョルジュ・メリエスであり、修理=彼の再生でもあったのだと思う。

ひたむきで真っ直ぐで絶対にあきらめないヒューゴがもたらした風というか一筋の光でもって

少しずつ頑なでガチガチだった心が溶けていく。

そしてジョルジュ・メリエスの功績を真っ当に評価する人間がいることをヒューゴの懸命さの過程で引き合わされた人により伝えられるのね。

修理したのは機械であり同時に人の心であった。そんな作品に思えました。

誰もが皆自分の役割を有していてそれを勇気を持って果敢に遂行することにより自分と繋がる誰かや

ひいては社会さえ良くすることがあることを感じさせてくれた映画でした。

映像と視覚にどんな風に映るのかを期待して観に行ったのですが思ったよりジワジワ感動出来た映画でした。

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