まず、古い町並みが残る街道の東側を散策します。中世には定期市もすでに開かれ、この遠敷市は室町時代末期まではその存在を確認されていました。街道の南側にある若狭姫神社の門前市となり、また、交通の要所にあったため宿場としての機能もあったようです。江戸時代にも小浜藩領で、東西に丹後街道が走り、この地域の経済の中心として繁栄したもようです。明治期には、メノウ細工や生糸工業で発展しました。
江戸時代から明治期に建てられた重厚な商家が並ぶ町並みが現れます。
充分、好きな古い建物を鑑賞したので、ゆっくり歩いて若狭姫神社に向かいました。ここでは約一時間ぐらいしかないので、若狭彦神社には、最初から行くつもりはありません。若狭姫神社に着きました。
神社について、参拝すると、あることに気がつきます。何か清々しいと感じるのです。私は、心臓の重い病気をしたので、余計に胸に清々しさを受けるのかもしれません。あとで、調べてわかったのですが、この場所は強い生気があるらしいです。「千年杉」のパワーかも。それにしても、凄い杉です。ずっとここにいたいおもいにかられました。非常に気持ちがいいです。
そろそろ東小浜駅に行こうと、ここを出てゆっくりと向かいました。街道まで再び戻ってくると、西側にも古い町並みがあることに気がつきました。まだ少し時間に余裕があったので、西側を散策することにしました。
急に、後ろから、幼稚園児の4人連れに声をかけられました。下校の途中らしいです。
「おじちゃん、なにをしているの。」「この辺を観光しているのだよ。」「観光って何。」「いろいろ見て歩くことだよ。」「どこから来たの。」「姫路からだよ。」「姫路って、何か聞いたことがあるな。」
がやがやと、幼稚園児どおしが話し出したので、めんどくさくなって、
「気をつけて、帰りなよ。」「バイバイ。」
やっと、帰って行ってくれました。
そろそろ時間が迫ってきたので、国道27号線に出て、電車の中で食べるため、スーパーで夕飯を買い込み、東小浜駅に向かいました。
電車に乗って、五時間半かけて播州赤穂に戻ります。疲れましたが、いろんなものが観れた充実したウォーキングでした。
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traveler51
ヤマセン
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