Netflixで配信されている「ラストダンス」全10話を見た。
1998年、2度目の3連覇を果たしたブルズがテーマのドキュメンタリー。
ちょうどこの時期は部活でバスケをやっていたので、テレビで観ていた記憶がある。
ネットも無い時代でニュースもそれほど入って来る事は無かったので、3連覇凄い!としか思っていなかったなぁ。
その年の夏には部活も引退しバスケから離れ、受験という事でNBAを観る事も無くなってしまった。
マイケル・ジョーダンを中心にブルズの歴史を振り返って行くので、知らなかった初期の頃も勉強出来る。
強いブルズしか観た事が無かったから初優勝までの苦労を初めて知ったよ。
試合以外の選手の素顔も面白い。
ジョーダンは自分にもチームメイトにも厳しい!!
闘争心がある人なら向かっていけるかもしれないが、自分だったらダメだなこれは。ちょっと怖かったよ。
だがそうする事でチーム全体をレベルアップさせて強豪へと成長したんだなぁ。
1998年はGMが早々に来季はヘッドコーチのフィル・ジャクソンと契約しない!と言ったのが印象的。
3連覇に向けて戦っている時に言うのはどうなんだろう…
それでも優勝したのは凄いが、シーズンが終わるとジョーダンとフィル・ジャクソンは引退、ピッペンはトレード、ロッドマンは放出と一気にチームは解体…
もしこの中心選手とヘッドコーチが残っていれば4連覇は出来たんじゃないかなぁ。
30代半ばとはいえジョーダンの能力は衰えて無い感じがしたからね。
全10話のボリュームで当時の選手や関係者へのインタビューも豊富なので見応えのある作品だった。
バスケを知らなくても当時の熱気を感じられて楽しめるんじゃないかな。