THEATER OF THE MIND

アトランタ出身のＭＣ、リュダクリスの国内盤が発売。
コンピレーションでラップ聴き始めの時期（６年ほど前）に聴いた事はあるが、アルバムを買ったのは今回が初。
アトランタと言えばアウトキャストやＴ.Ｉ.など人気ＭＣが多い土地。

今回のアルバムを買うきっかけは、客演で参加しているナズとジェイＺの名前があったからってのが一番の理由かも…
二人共、アルバムは全部持ってるし、共演アルバムも少し噂になったＮＹを代表するＭＣ。
そんな二人が同じ曲に参加してるこのアルバムは聴かなきゃって思った。

やっぱカッコ良いよ。特にジェイＺのラップの始めの部分は、８０年代に活躍したＭＣシャンだよな～。ビートも変わるし。
その一つ前の曲『MVP』ではＤＪプレミアが作ってる！ＮＹ好きにはたまらない並び。

他のゲストも凄い！！リル・ウェイン、Ｔ.Ｉ.、Ｔペインの今、最も売れてる３本柱に、ザ・ゲーム、リック・ロス、ショーン・ギャレット、コモン、ジェイミー・フォックスなどなど。
スパイク・リーも出てるし、何か凄いアルバムだなぁ。

面白い歌詞がいくつかあるが、最後に収録されている『プレス・ザ・スタートボタン』は印象に残るなぁ。
ゲームのタイトルが次々と出て来る！
マリオ、シムシティ、メタルギア、バイオハザード、パックマン……
ファミコンやプレステなどの単語も歌詞に入っていた。
こう言った他の音楽では出てこなそうな単語も、ラップなら一つにつながって曲になっている。そんな歌詞の面白さもラップの魅力かな。
ザ・ゲームもアルバムのタイトルやアーティスト名を歌詞に盛り込んで曲にしているしね。

2008年の終わりに良いアルバムが来たなぁ。カニエ、エイコンも同時購入したので、じっくり聴きたい。