いやー、週の始まりは、マニック・マンデーやねー!(笑)
こえん、おちゃらけとうけん、医者から嫌われるったい・・・・・(母談)(笑)
11時半を過ぎた頃、先生が、
「米○さん、変な薬とかやっていませんか?」
この質問が、出ました。
私は、いろんな目に会ってきました。子供の頃から貧乏でしたし、兄弟も多く、時には兄が、時には妹、弟が泣かされたりしていました。その度、私は明るく冗談を言ったり、時には慰めたりして、切り抜けてきました。機転をきかすのが、私の役目だったのでしょう。
私は、中学の頃からラグビーをしました。一応、スポーツマン、ラガーマンの端くれです。
大人になってからも、こういう目に(いろんな事を言われる。)のには慣れているつもりでしたが、これには、どうしても我慢が出来ませんでした。クラブチームのキャプテンを勤め、セレクターに社会人の選抜に選ばれるようにと7年間も努力し、少年チームのコーチ(ヘタクソコーチでしたけど)までしたのに・・・・・何や、これは?俺が薬に手を出してないや?って!
血圧は、高く脈拍は200ぐらいあったと思います。この状態で、質問は、
「変な薬をやってないですか?」
だと!
すべての、機材を取り外して殴りかかりたい衝動が私の脳裏をよぎりました。
(もう耐えきれん)
(くそったれがー!)
そう思った時でした。
母と約束した言葉を思い出しました。
(どんな事が合っても、ケンカだけはしたらいかんばい。)
母が、福井に行く時に言った言葉でした。その時、私はこう答えました。
(絶対ケンカはせんけん。俺は、死ぬまでケンカはせんけん。約束するけん。)
そして、冷静になり先生にこんな事を言ったと思います。
「確かに、先生の立場では、私みたいに福岡からやってきた人相も悪い、大きな土木の男が血を吐きながら言ってる事は、信用出来んと思います。・・・でも、私は20年もラグビーをやってきました。私にも誇りがあります。変な薬なんて、絶対にやっていません。」
はっきり言いました。
先生は、
「ふんっ!」
と、鼻で笑ったように見えました。そして、後ろを向いてしまいました。確かそうだったと記憶しています。数分してからまた先生が、
「米○さんは、宗教は何なんですか?」
もうどうにでもしてくれよ!諦めに似た感情が私に浮かびました。
・・・・・・・つづく