電車にオバさん(おばあさん?)が乗り込んできた。
手には大きな紙袋二つ。
オバさんは先客を押しのける様に窓際に陣取ると、
荷物を足元に置き、手すりに肘をかけて、
尻を突き出す様な姿勢を取り始めた。
明らかに他の人にぶつかる様な姿勢だった。
そしてその姿勢のまま漫画を取り出して読み始めた。
押しのけられて、尻も押し付けられた先客は、
「おい、混んでるんだからちゃんと立て」
と明らかに怒りを込めた声で注意していた。
オバさんは聞こえてるのか聞こえてないのか、
動じることなく、そのままの格好で漫画を読み続けた。
その注意した客は、
舌打ちしたり持っていた傘を激しく床に打ち付けたり、
睨みつけながら下車して行った。
おそらく心中は相当穏やかではなかったであろう。
結局、相手が無礼でも手を出せば犯罪者となる日本では
キレた方が損をする。
傍若無人に振舞える、そんな神経の持ち主が
この日本では勝者なのであろう。
このオバさん、よくみるんだよなー…
手には大きな紙袋二つ。
オバさんは先客を押しのける様に窓際に陣取ると、
荷物を足元に置き、手すりに肘をかけて、
尻を突き出す様な姿勢を取り始めた。
明らかに他の人にぶつかる様な姿勢だった。
そしてその姿勢のまま漫画を取り出して読み始めた。
押しのけられて、尻も押し付けられた先客は、
「おい、混んでるんだからちゃんと立て」
と明らかに怒りを込めた声で注意していた。
オバさんは聞こえてるのか聞こえてないのか、
動じることなく、そのままの格好で漫画を読み続けた。
その注意した客は、
舌打ちしたり持っていた傘を激しく床に打ち付けたり、
睨みつけながら下車して行った。
おそらく心中は相当穏やかではなかったであろう。
結局、相手が無礼でも手を出せば犯罪者となる日本では
キレた方が損をする。
傍若無人に振舞える、そんな神経の持ち主が
この日本では勝者なのであろう。
このオバさん、よくみるんだよなー…