ついに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/f5/9afb8f175b6429f4ebd26f2b58526c25.jpg)
2012/03/03/17:14
茨城の匠の庭(4)で据えた2石組の
手前に据える石をカニクレーンで
吊って動かしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/cc/efd1f20e2ccfe3b92faf763192e23e85.jpg)
2012/03/03/17:18
「おまえはどっちに向きたいんだ?」
↑たぶん、そう古平さんは石に話し
かけていると思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/c4/cdbcf7e2583bbd5312df40e0062ff9b1.jpg)
2012/03/03/17:19
「おっ親方、こっち向きですか?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/91/47885adaaaa8c6bcab60f72d2db300fa.jpg)
2012/03/03/17:19
この石はこのままの向きで下に降ろして
埋められることとなりました。
石の形はいろいろですが、一応人間の身体と
同じように頭、胴、腰、あるいは肩とか顎、
鼻などの名称があります。頭の上の平らな
部分は天端といいます。
つまりこれは古平さんが石の頭を撫でている
図ということになりますか・・?
そして、石のどの部分を天端にして、どこを
見つき(面、表)にするか、どれくらいの高さ
に据えたらその石を最大限に生かし美しく
据えるかを見極めることができるのが、匠の
技でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/3e/e87bcc2b60c6a1b92437d0c5581fee6e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/16/9382fab4b17add1ec6ab6c7b7906d879.jpg)
2012/03/03/18:03
すっかり日が暮れました。なんせ、始まりの
時間が遅いから・・・
・・「ライトを持ってきたよ!」マスクして
ますが、そう言ってるかも
今、降ろされている石は先程の石の手前の
供養塔(後から設置)の横に据えられる石
です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d9/080b88ac017da5882deabe3c8f4863f3.jpg)
2012/03/03/18:12
石の配置が決まりました。
その今降ろされた石は一番手前の低い石です。
根入れを深くして末広がりに石が大きく見える
ように据えられています(2石組)
そのすぐ後ろに古平さんが頭を撫でていた石が
配置されています(3石組)
1番奥に茨城の匠の庭(4)の石組が配置されて
います(2石組)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/85/2cc9fa060d1dcae493ee839eea65d40c.jpg)
2012/03/03/18:12
真壁の石工、延島さんの御影石の手水鉢が
到着。
石組の周りは吾呂太張と三和土に仕上げら
れました。
完成です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/65/583ef3477a2523f042d854e3a7346fe5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/1b/82e87e0cc47a8e075067ab9c2de3a29a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/da/2a1429550a8072b5f5eeb63558b22b12.jpg)
実は、吾呂太張の間に植えられている
玉竜のことで、SUN母は古平さんと
ちょっとケンカに・・
庭工事が終わった時には玉竜はありませ
んでした。吾呂太張に緑が欲しいと思い、
後から電話をしました。
SUN母「とても素敵ないい庭に出来上がり、
有難うございます。・・ちょっと、
どこかに玉竜か何か植物を
植えて欲しいのですが」
古平さん「・・私はね、これでいいと思って
作ったんだ」
SUN母「そ・・それは古平さんにやっていただ
いたのが、一番だと思います。・・・
しかし」
どうしても、玉竜を植えて欲しい。
ここは譲れません。
SUN母「三和土に石なので、どこかに緑が
あったほうが…」
最後には古平さんが折れて、
古平さん「そうだな、お客さんに言われないと
気づかないこともあるんだな・・」
そう言って、玉竜を植えることになりました。
古平さん、有難うございました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_uru.gif)
ちなみに、古平さんの一番好きな庭は
足立美術館だそうです。
SUN母も足立美術館、一度は行ってみたいな~