SUNちゃんの霊園通信

茨城県つくば市にある霊園のブログをはじめました。

茨城の匠の庭(5)

2015-04-19 15:51:55 | 日記

ついに最終編が・・・・



2012/03/03/17:14
茨城の匠の庭(4)で据えた2石組の
手前に据える石をカニクレーンで
吊って動かしています。



2012/03/03/17:18
「おまえはどっちに向きたいんだ?」
 ↑たぶん、そう古平さんは石に話し
  かけていると思う。



2012/03/03/17:19
「おっ親方、こっち向きですか?」
 



2012/03/03/17:19
この石はこのままの向きで下に降ろして
埋められることとなりました。

石の形はいろいろですが、一応人間の身体と
同じように頭、胴、腰、あるいは肩とか顎、
鼻などの名称があります。頭の上の平らな
部分は天端といいます。
つまりこれは古平さんが石の頭を撫でている
図ということになりますか・・?

そして、石のどの部分を天端にして、どこを
見つき(面、表)にするか、どれくらいの高さ
に据えたらその石を最大限に生かし美しく
据えるかを見極めることができるのが、匠の
技でしょう。





2012/03/03/18:03
すっかり日が暮れました。なんせ、始まりの
時間が遅いから・・・
・・「ライトを持ってきたよ!」マスクして
ますが、そう言ってるかも


今、降ろされている石は先程の石の手前の
供養塔(後から設置)の横に据えられる石
です。




2012/03/03/18:12
石の配置が決まりました。

その今降ろされた石は一番手前の低い石です。
根入れを深くして末広がりに石が大きく見える
ように据えられています(2石組)

そのすぐ後ろに古平さんが頭を撫でていた石が
配置されています(3石組)

1番奥に茨城の匠の庭(4)の石組が配置されて
います(2石組)



2012/03/03/18:12
真壁の石工、延島さんの御影石の手水鉢が
到着。


石組の周りは吾呂太張と三和土に仕上げら
れました。
完成です













実は、吾呂太張の間に植えられている
玉竜のことで、SUN母は古平さんと
ちょっとケンカに・・

庭工事が終わった時には玉竜はありませ
んでした。吾呂太張に緑が欲しいと思い、
後から電話をしました。
SUN母「とても素敵ないい庭に出来上がり、
   有難うございます。・・ちょっと、
   どこかに玉竜か何か植物を
   植えて欲しいのですが」
古平さん「・・私はね、これでいいと思って
    作ったんだ」
SUN母「そ・・それは古平さんにやっていただ
   いたのが、一番だと思います。・・・
   しかし」
どうしても、玉竜を植えて欲しい。
ここは譲れません。
SUN母「三和土に石なので、どこかに緑が
   あったほうが…」

最後には古平さんが折れて、
古平さん「そうだな、お客さんに言われないと
    気づかないこともあるんだな・・」
そう言って、玉竜を植えることになりました。
古平さん、有難うございました


ちなみに、古平さんの一番好きな庭は
足立美術館だそうです。
SUN母も足立美術館、一度は行ってみたいな~






桜三重奏

2015-04-02 05:20:49 | 日記
  
     
     坂の上から
 彼岸桜、枝垂れ桜に次いでソメイヨシノも
 咲いて、桜が三重奏を奏でています。



     
     坂の下から



     
 枝垂れ桜は満開を迎えました。



     
 彼岸桜の花びらが風で散り、
 じゅうたんのよう



  小さなバラ園ではクリスマスローズが
  咲いています。