FUJIFILMから1977年に発売されたコンパクト一眼レフの走りです。
FUJICA ST605です。絞り込み測光ながらTTLを採用していて先進でした。このあと1979年に解放測光のST605Ⅱが出ます。たしかに解放測光のほうが扱いやすいですが、測光だけなら絞り込みでもあまり気になりません。
まあ、急いで撮るというようなことがあまりなかったですから。
この個体は程度がなかなかいいです。
形がごっつい感じなのであまり小さく見えないですね。iPhone置いてみました。
クラウン部分もとてもシンプル
面白いのか゜巻き上げレバーの指をかける部分がひっこむというかたためるんですよ。
それと、シャッタースピードが1/700秒というちょっと半端なとこ・・・でも正直ですよ。1/1000とかの表示でも単独露光ならわからなのに・・・実際に1/1000と表示があってもそこまで出てないカメラなんかいくらでもあったのに(笑
セルフタイマーレバーの横にあるボタンが絞り込み測光用のボタンです。これを押して測光します。
背面に目立つものはなし。こうやって見ると小さい感じがしますよね。小さくするために一眼レフというよりもコンパクトカメラのノウハウで作られた感じもあります。
ファインダーの左側はバッテリーボックスです。
底は三脚のネジと巻き戻しボタンのみ・・・でも、底板外すとシャッターのガバナとかあって・・・・
モルトは交換しないとだめですねー。久しぶりにやるかなー・・・やっていないと2時間ぐらいかかっちゃいます。
シャッター幕も綺麗です。
ミラーも綺麗です。ミラーのダンパー用のモルトが・・・触ると崩れそうです・・・・
マウントはM42のスクリューマウントです。
レンズは残念ながらFJINONではなくペンタックスのスーパータクマー 1:1.8 f=55mmです。このレンズうちに何本あるかわからないです・・・この個体は埃ははぃつていますが、レンズは綺麗です。
このころのレンズってほんとにしっかりできていますよ。デジイチでもマウント使ってマニュアルで使うのわかりますね。