猫と共に余生を穏やかに過ごす

猫との生活記録が主です。
サブでヘルニア闘病記事も有りますが、徐々に趣味の記事へと移っていきます。

おぼろ月も祝ってくれているのかもしれない

2022-03-07 19:31:32 | 日記

★途中にベンチの写真を追加しました。投稿日時変更は、この場合、しない方がいいのかもしれません。

つばさ日記0307夜早く「おぼろ月も祝ってくれているのかもしれない」

午後部屋に戻る。つばさは桃ハウス内で熟睡している。アマゾンミュージックはかけずにおく。毛玉をいくらかあちこちに吐き出していた。トイレは跡なし。猫砂を触ると既にサラサラとは言えない状態になっている。外で天日干し中の第一トイレだけ、第二、第三よりサイズが一回り大きい。猫砂も比較すると第一トイレの方が快適そうである。直接、庭に並べて比較してみる。その前にトイレ周辺に散らばった猫砂掃除。私を知る者は驚くだろう。あの「掃除」を私がしているのである。つばさがもたらしてくれた重大な変化の一つである。写真は畳上から回収した猫砂。最近、飛ばし方がダイナミックになってきて、とても良い。元気な証拠である。

さて、猫砂比較である。結論として、外の第一トイレを稼働させることになった。深さが足りないので、猫砂を補充する。今日はつばさの三か月の「誕生日」である。三か月丁度で猫砂4袋目が空になった。あと8袋ある。つまり手元に残り半年分の猫砂がある事になる。猫類補完計画が効いてくれば、半年以上になるだろう。いま桃ハウスから鈴の音がした。私の帰宅に気づいたのだろう。音はすぐにしなくなった。安心して眠っていると良いのだが。少し室温が下がり始める。まだ15時である。閉め切る。しばらくで暖房開始。

夕方、草テかちゅ~を準備、僅かに鈴の音がする。声をかける。出てこないので覗き込む。すると伸びをしながら出て来た。小皿を指さし、声をかける。今回も触れることなく誘導に成功。夕食のために火を使っているので階下に降りる。部屋に戻ると。迂闊な月曜日事件、じゃなくて迂闊なミスに気付く。本当に今日が月曜日だったことにも気づく。話を戻す。つばさはサブ水を飲んでいた。myカップがつばさの邪魔をしていた。つばさの方はなんともない顔で、不思議な体の折り曲げ方で水を飲んでいる。四足歩行ならヘルニアにはならないだろうと、申し訳ない気持ち半分、羨ましい気持ち半分だった。三か月誕生日なので、残る草にちゅ~るを足して出す。また残ったので更にちゅ~るを足して出す。残り草二本で終了。満足げに毛繕い。私も胸を撫でおろす。夕食の片付けのため、部屋を出る。

次の煮物を仕込む。仕込みながらだが少しベンチに腰掛ける。ベンチの事は今までに書いていないかもしれない。ウチには西向きの古いベンチがある。古いがまだまだ現役である。

貰い物の大きな無水鍋に具材を放り込んで弱火にする。そしてタバコをベンチで一本。今夜は曇り。西の空には下弦の三日月。何も音がしない。ヨガの基本姿勢の要領で脊椎全てを立て、顎を引き、ベンチに寄りかかり、目玉だけでギョロリと月を眺める。何もかもが教わった事だ。おぼろ月というのだろうか。なかなか風情がある。音が何もしない。風向きにより、ごくたまに何かの音が流れてくる。隣家の微かな生活音、遠くを走る車の音、正体が判らない音。何かが自分の中で澄んでいく気がする。全てのものが、三日月ですらがつばさの三か月誕生日を祝ってくれていると勝手に思い込む。

物置から家に入る。照明が非常に眩しく感じる。「照明は闇をも引き裂く」とは上手く言ったものである。ゲーテの言葉である。嘘である。大抵、どんな場合でもゲーテと言っておけば良いので楽である。

火を消し、部屋に戻ると19時前。つばさはキャットタワー上で待っているかのよう。急いでカーテンを閉め、必要なことをしてつばさの方向に椅子ごと向き直り、おいでおいでをする。かなりあっさりと膝上に来た。顔と頭が痒そうなのでマッサージ中心である。ゆっくりと、しかし着実に、この大切な夜が更けていく。



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