もう何年も思いながら忘れていることがある。
それはヒヤシンスを育てること。
このヒヤシンス。
多分私が生まれて初めて花の香りを認識した植物。
5歳の頃だったと思う。
保育園の部屋の中で色とりどりのヒヤシンスが水栽培されていた。
大きな窓から太陽の光がいっぱいに入る部屋で
何故か私一人だけがいた。
空気は冷たかったと思う。
そのヒヤシンスにも太陽の光が注がれていた。
「いい匂い♪」顔を近づけ嗅いだ。
多分、違う部屋でお昼寝の時間だったのだと思う。
だから、みんな部屋で寝ていて私は抜け出していたのだと思う。
先生の呼ぶ声がして、私は廊下を走って行って
角のところで、先生についてきた園児とぶつかり
額に大きなタンコブができた。
ワーワー泣く私に先生は、砂糖水をタンコブにつけてくれた。
当時の民間療法?だったのだろうか。
私は、顔がザラザラベタベタしてちょっと嫌だった。
私にとってヒヤシンスはノスタルジーを感じる香りだ。

画像お借りしました
ふきのとう/白い冬 ≪歌詞≫ (1974年)
それはヒヤシンスを育てること。
このヒヤシンス。
多分私が生まれて初めて花の香りを認識した植物。
5歳の頃だったと思う。
保育園の部屋の中で色とりどりのヒヤシンスが水栽培されていた。
大きな窓から太陽の光がいっぱいに入る部屋で
何故か私一人だけがいた。
空気は冷たかったと思う。
そのヒヤシンスにも太陽の光が注がれていた。
「いい匂い♪」顔を近づけ嗅いだ。
多分、違う部屋でお昼寝の時間だったのだと思う。
だから、みんな部屋で寝ていて私は抜け出していたのだと思う。
先生の呼ぶ声がして、私は廊下を走って行って
角のところで、先生についてきた園児とぶつかり
額に大きなタンコブができた。
ワーワー泣く私に先生は、砂糖水をタンコブにつけてくれた。
当時の民間療法?だったのだろうか。
私は、顔がザラザラベタベタしてちょっと嫌だった。
私にとってヒヤシンスはノスタルジーを感じる香りだ。

画像お借りしました
ふきのとう/白い冬 ≪歌詞≫ (1974年)