まい・だいありー・ばい・えむ ~都わすれ~

振り返れば、まんざらでもない日々をめざす雑記帳。

お薬とグレープフルーツの飲み合わせについて

2023-03-14 19:50:48 | 日記

過去にドラッグストアで10年間働いていたことがあって
当時から一部のお薬とグレープフルーツジュースの飲み合わせについては
注意が必要だと聞いていましたが、
詳細を薬剤師に聞いてもはっきりとしたことを
教えてくれる人がいませんでした。
まだパソコンも持っていませんでした。
母がカルシウム拮抗薬の降圧剤を飲んでいたので、
「とにかくグレープフルーツは食べないで」
としか言えませんでした。

夫がリピトールを服薬していて柑橘類が好きなので
ちょっと調べてみました。





なぜいけないのか?
簡単に言うと「薬が効きすぎてしまうことがある。」
ということです。

●グレープフルーツの影響を受ける薬とは・・・
カルシウム拮抗薬(高血圧や狭心症等)
・カルブロック(アゼルニジピン)
・アダラート(ニフェジピン)
・ワソラン(ベラパミル塩酸塩) 等
不眠症治療薬
・ハルシオン(トリアゾラム) 等
高脂血症治療薬
・リピトール(アトルバスタチンカルシウム水和物)
・リポバス(シンバスタチン) 等

これらは一部になりますので、詳しくは、
医師または薬剤師に確認するようにしましょう。
大概は処方薬の説明プリントに「グレープフルーツは避けてください」
などと書いてあると思います。

●なぜ影響を受けるのか
グレープフルーツジュースに含まれるフラノクマリンという
物質によって、体の中で薬の濃度が上がってしまい、
効果や副作用が強く出てしまうことがあります。


●グレープフルーツ以外の柑橘類
フラノクマリンはグレープフルーツ以外の
柑橘類にも含まれています。
果肉だけではなく果皮にも多く含まれているので、果皮を
使用したジャムなどにも注意してください。
また正確な含有量は不明ですが、柑橘類以外にも
パセリやセロリ、みつば、イチジクやザクロなどにも
フラノクマリンが含まれていることがわかっていますので、
一度に大量に摂取するのは避けたほうが良いと思います。


※グレープフルーツの中でも、ピンク種やルビー種といった赤色の果肉の
ものよりも、白色のものの方がフラノクマリンを多く含んでいます。

※時間をずらしても数日あけて摂取しても影響が出る恐れがあります。

※野菜ジュースやミックスジュースにもご注意を。

【影響が大きい(食べない方が良い)柑橘類】
・グレープフルーツ
・スウィーティ
・メロゴールド
・晩白柚
・だいだい
・伊予柑
・文旦
・はっさく
・夏みかん
・レモンの果皮
・スウィートオレンジの果⽪
 など

【影響が少ない(食べても良い)柑橘類】
・温州みかん
・ぽんかん
・デコポン
・バレンシアオレンジ
・ネーブルオレンジ
・すだち
・ゆず
・金柑
 など

【果実だけ食べていい柑橘類】
・日向夏
・スウィートオレンジ
・レモン



柑橘類は全部だめ。と言うことではないので、
参考にしてみてください。
でも、ややこしいですね・・・(´-ω-`)
調べたサイトによっては微妙に違っていますが、
どのサイトでも共通して食べてOKなのは「温州みかんとデコポン」でした。





ヒヤシンスが咲きました。懐かしい香りです(*^^*)

コメント (12)
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