地震・・・

昨日の夕方、私は台所にいて、なにかミシミシと音がしてる？
と思っていると、夫が部屋の中から
「地震じゃ！」というので、地震速報がＴＶで出るのを待ちました。
まさか、こんなに被害が出るような大きな地震だったとは・・・

幼いころから、母が寒い時期に妙に暖かい日が続くと
「こんな日が続くと地震が起きる」
と言うことがあって、
私はその言葉がとても怖かった。
なぜ、そんなことを言っていたのか、母も曾祖母や誰かに
言われていたのだろうか？
実際、偶然なのか地震が起きることがあって、
少し揺れるという程度のもので大きくはないですが
こういったことがあると子供はそれを信じるようになります。

地震の怖いところは、揺れ始めると
「どんどん大きな揺れになってしまうのではないか」
というところにあると思います。
これが、「震度２程度が１０秒程度起きます」と
わかっていれば不安は少ないと思うのですが
これが感知できるのは無理なことなのでしょう。

私がこれまでで経験した大きな地震が
平成１３年（２００１年）３月２４日の夕方に起きた
芸予地震で、広島市は震度５強でした。
当時ドラッグストアで働いていて、その日は商品納品日。
やっと棚に全ての商品を入れてレジカウンターで伝票のチェックをしていると
床が一瞬、ドンと軽く突き上げる感覚、そのあと大きな揺れが。
私は何もできずカウンターに手をついて揺れていました。
心臓のドキドキを今でもはっきり覚えています。
商品棚から商品が落ち瓶の割れる音が響きます。
家に一人ぼっちでいるトムくんが心配です。
トムくんにとっても犬生初めての経験。
実家に一人でいる母のことも心配です。
揺れが収まり、実家に電話を掛けるもなかなか通じず
不安感は半端なかったです。
退社時刻になっても店内の掃除が終わらず、
帰宅できたのは６時頃でした。
トムくんは部屋の隅で丸くなっていて、
トムくんのベッドには物が沢山落ちていました。
声を掛けると珍しくキュンキュンなきながら傍に来ました。
怖かったのだろうと思いました。

私は地震が一番嫌いです。とても怖いです。


亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
被災された方々、お見舞い申し上げます。
少しでも早く日常が戻りますように。



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