平和を創り出す宮古ネット通信

宮古島の平和を願う3人の市民が始めたブログ。平和を阻む政治状況とたたかう市民の行動を載せる。美しい自然、環境問題も。

小さな地方紙から

2012-05-18 18:49:27 | インポート

 「ゆみメール」は「ペン遊ペン楽」と共に宮古毎日新聞文化欄のエッセイで、同社のペンクラブ会員が年に数回、順番に書いている。清水早子さんはもう何年も書いてきた。今回、10日が掲載予定日だったので、原稿を送ったところ、編集担当から、載せられないと言ってきた。理由は初め、「新聞社の争議についてだと思われる箇所を変えてほしい」だったのが、やがて「文化面に『戦争』のことはなじまない」となった。

 当日のやり取りの中で、他のペンクラブ会員の援護もあって、「文化欄ではなく、投稿なら」と言われたので、翌日「では、投稿扱いに」と不本意ながら言っておいたという。

 だが一週間たっても音沙汰がないので社に尋ねてみると「一部修正して掲載されるかもしれない」とのこと。「私に事前にどの点をどのように修正するか、告げないで修正して掲載することがあるのか?」と問うと、「投稿規程により、あります。」というので、清水さんは「必ず、事前に連絡ください。修正が納得できなければ、投稿を取り下げます。」。また編集長に「無修正で、掲載希望なので、掲載できるのかできないのか返答ください」と要請した。

 そして、きのう17日、宮古毎日の編集長ではなく、ほかの社員から電話で、「投稿は掲載できないことになりました。」「理由をお聞きできますか?」「理由は言わないことになっています。」ということだそうだ。

 じつは、このような事例は前にも何度か聞いたが、今回は情報の出処が確かだ。宮古島に来て間もないころの私は、この欄や投稿などを見てこの島の文化の「質の高さ」を思った。だが少しは事情が分かり、内実を知ると、ああそうだったのかと気づくことも多い。そしてこのごろとみにその雲行きが怪しい。コラムやその他の紙面で、某排他的差別者集団の機関紙かと勘違いするほどだ。

 これからのことは我々の間でもいろいろ意見があるようだが、事のついで、私はずっとこの小さな地方紙を通して、宮古島の、沖縄の、日本の往く末を見続けていきたい(普)


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