官房機密費、というような冗談も言いたくなる。
うまいタイミングで打ち上げてくれるもんだなあ。日本の安倍晋三政権と防衛省にとっての、北朝鮮の人工衛星と称するロケットの発射、それにに対するPAC3((パトリオット)配備のことである。
2012年の4月と12月、今回と同様のロケットの発射によるPAC3の野原分屯地配備。同じく13年11月の大規模な陸海空統合演習の一環として第3地対艦ミサイル連隊と第8高射特科群の離島展開訓練。また14年9月は自衛隊の艦船も参加しての防災訓練と、ほほ1年に一度は宮古・石垣で「慣らし」をしているが、15年はミサイル部隊配備の問題で揺れているのだが,これで大手を振らせはしない。
安倍政権にとってもアベノミクスの賞味期限切れ、株価の下落、景気の後退から少しは目をそらすことができる。安倍は「重大な挑発行為」と言っているが,その通り、こちらが騒げば騒ぐほど相手の思う壺。だが、それを利用して猜疑心をあおり、自分たちの都合のいいように利用する。まるで安物の新興宗教だ(はて、キリスト教は?)。
とにかくPAC3の配備は無意味出ることは過去2回で学習したはずだ(今回は化学兵器対応という。宮古島は自衛隊の訓練場ではまだない)。税金の無駄遣い。もしものことをいうのなら日本のH2Aでも同じだ。 打ち上げのたびにPAC3を配備しますか?(普)