幸男の手を握ってやればいいのだろうが、・・・ 2015-07-03 20:24:57 | 小説 幸男の手を握ってやればいいのだろうが、理恵は両手を行儀よく膝上に揃えたままだ。手を握るのは朝飯前だろうが、握られるなどはむろんありえない。十年ぶりと言われてみて、本人を側に意外といえば意外に冷静でいられる。 「あなたにだけは是非お会いして帰りたかった」 (つづく) #小説 « 「気候の変化に気をつかって... | トップ | 幸男は懸命に感じないふりを... »
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