夏子にかかるとそれは子供の手をねじるよりも・・・ 2016-01-08 20:09:25 | 小説 夏子にかかるとそれは子供の手をねじるよりも容易くかき乱されていて、過去を握られている弱味からきているらしい。二十歳の理恵と夏子を交互に見較べる風に思い浮かべた。幸男は曇る宇礼市の空をあおぎ見ると、宙に交尾を求めて飛んだ蝶を見、舞いあがっていく蝶を理恵のように思い、ふいに別れて飛ぶ蝶を自分に似せてながめる。 (「おしのび」つづく) #小説 « 「ぼくは頼りない男かも知れ... | トップ | スタンドバイミー・・・ »
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