50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

知らなかった事実を伏せていたが、例え恋の時も・・・

2015-11-18 21:47:14 | 小説
知らなかった事実を伏せていたが、例え恋の時も緊張を持続していなくてはいけない、そんな世界に急いで立ちもどっていて、つらくとも、
「そのことはっきり言って、敏彦の方がうちあけたのには不満だわ。らしくないし、不自然になる、意識的になって。まずかったんじゃない」

(つづく)


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