名作と出合うパリの一日

2009-12-14 09:00:00 | Weblog
5日目は終日自由行動ですが・・・
朝食後に散歩を楽しみながらでオペラ・ガルニエを訪れました。
ここはシャルル・ガルニエが建てた劇場。16世紀の古典様式とバロック様式が取り入れられ
細部まで施された装飾、赤いビロード張りの客席と豪華な場内は優雅な観劇気分を盛り上げます。
せっかくですからチケットを購入して場内へ・・・
丸天井に浮かび上がる柔らかな色調の天井画(夢の花束)はシャガールのもの。
マルク・シャガール。空飛ぶ男女、動物などが淡い色彩で美しく描かれた幻想的な絵画で
知られるフランスの現代画家(1887-1985)。
この絵のすばらしさには本当に圧倒されます。
赤、青、黄色の鮮やかな色彩と楽しげなモチーフを見ているだけで魂が磨かれる。
ここに集う観客はオペラを見て音楽に包まれ、顔を上げるとシャガールの絵が広がるのです。
なんと贅沢なことでしょう。
本物は魂に響きます。
今夜はみんなでレオンのムール貝を食べます。

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