聖書 Ⅱコリント7:1~16
説教 「なぐさめと喜び」
7章5~16節は4節後半の「私は慰めに満ち、どんな苦難の中にあっても喜びに満ちあふれています」という言葉をタイトルにしていると言われます。慰めと喜びという言葉が繰り返されます。コリントの教会の中で人が人に対して過ちを犯してしまったのです。
パウロはその事件を教会全体の責任だとして手紙を書いたのだと思います。その手紙は厳しいものでした。しかしテトスによってその手紙がコリントに届けられると、コリントの教会の人たちは悲しみましたが悔い改めたのです。パウロはこの悲しみを神のみこころにそった悲しみと述べています。
悲しみには2通りあり、神のみこころにそった悲しみは救いに通じる悔い改めを生じさせ、世の悲しみは死をもたらすとしています。
コリントの教会の人たちが悔い改め、テトスはそれによって慰められ、マケドニアにいるパウロの所に行きました。パウロもテトスの報告を聞いて慰められ喜んだのです。
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