「神は試練から逃れる道も」
モーセの出エジプトのお話は壮大です。何10万という人たちが、40年間荒野で生活をしたのです。パウロは一コリント10章で出エジプトのことを取り上げていますが、ここでパウロは荒野での40年を教会ととらえています。
出エジプト17章にレフィデムでの宿営の話があります。レフィデムは水が出ませんでした。それで民はモーセに不平をのべたのです。神様はモーセに「ナイル川を打った杖を持ってホレブの岩を打て、そこから水が出て、民は飲むことができる」と言われました。モーセはそのとおりにしたので水が出ます。
パウロは手紙で、「この岩こそキリストだったのです」と書いています。キリストが岩としておられることにおいて、シナイの荒野が教会となっているのです。しかし出エジプトのイスラエルの民は神様に背きます。偶像を作って拝んだのです。神はそのイスラエルに対してお怒りになります。
そういったことは疫病としても行なわれるのです。しかしパウロは、「神はあなたがたを耐えられないような試練に遭わせるようことはなさらない」と書いています。コロナの禍の中で、神の約束を覚えて歩んでまいりたいと思います。
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