mucky☆が最近ハマッテいるJAZZピアノ奏者は、バド・パウエル。特に「すっげ~」っと聴き惚れるのが“ウン・ポコ・ローコ”。ドラムもパーカッションっぽくて好き。元
cobu平さんの本で、「私の周りのパウエル派が好きな人は、とっつきにくい人が多いです。パウエル派は一癖も二癖もあるぞ」っとおっしゃっていますが・・・。
ジャズに取り組み始めて、クラシックは静物画を描くようで、ジャズはデザイン画、もしくは抽象画を描くようだなぁ~っと感じています。どちらも、真っ白な「空間」というキャンバスに音を描いていくのです。音は瞬間的に消えていくものだけれど、ちゃんと聴衆の耳に残されていき、どんどんと塗り重ねられていく・・・。そして、曲が終わると同時に、一枚の絵が完成するように一曲の音楽が完成するのです。絵画と違う点は、消えていってしまう儚さかもしれません。二度と「今、この時」に味わった音楽を、奏者の息づかいを聴くことは出来ないのだから・・・。だからこそ、ライブ演奏は、ものすごく価値があるんですよね。っと、言いながら、バド・パウエルの演奏を「昔の、その時」を想像しながら聴いています。