吹き荒れし飢饉のあとに村人は土粥作りを語り伝えぬ
短歌の歌会(批評会)というもの
第3回順徳院記念現代百人一首に入選しました
早稲田大学の4年間と僕の短歌
大学の4年間の授業と僕の短歌
佐藤佐太郎の老境の歌(20世紀梨・珈琲・蛇崩坂)
出羽越後会津下野伏見灘 こころは遊ぶ酒を飲むとき
雪よ林檎の香のごとく降れ:北原白秋の短歌
齊藤茂吉の短歌、老境の歌
泥酔する歌:佐藤佐太郎の短歌
かろうじて焼け残りたる楼閣の鐘のなるとき池の水うごく
悲しみの器の歌:岡野弘彦の短歌
幾百の鳥の飛び交うこの森にいまだ見ぬものその墓どころ
薔薇の芽の歌:正岡子規の短歌
人としてこの世に生を受けたからはせめて禁忌をひとつこわさん
傷口に白く濁れるワセリンをぬり込む陽光淡き日の暮れ
幾山河の歌:若山牧水の短歌
小工場の歌:土屋文明の短歌
1960年生。「星座α」(選者)所属。日本ペンクラブ会員、現代歌人協会員。日本歌人クラブ会員。尾崎左永子に師事。「寺山修司論」で現代短歌評論賞候補作。角川短歌大賞候補作二回。神奈川県川崎生。
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