齊藤茂吉30歳の難解歌:赤茄子の歌
祠まで訪いゆくはわが慣いにてその祭神の名前を知らず
佐藤佐太郎33歳の叙景歌:「しろたへ」のタイトルの歌
齊藤茂吉30歳の象徴歌:原色の印象
戦乱をくぐり来たれる北近江 村はそれぞれ仏を祀る
人生の転換点(入院)の歌
心得と心構えを説く人の靴の汚れにわれはこだわる
齊藤茂吉の「難解歌」:めん鶏の歌
19歳の孤独:雪消のなごりの歌
稲架の影 藁塚のかげそれぞれに長く映りて日は落ちんとす
佐藤佐太郎27歳「鋪道の歌」
2009年の作品から:5首抄出
九十九里の歌:伊藤左千夫の短歌
人間の意志の及ばぬことどもを魔と呼び来たる村にわが立つ
齊藤茂吉32歳の幻想:「あらたま」の巻頭歌
明治という時代のはざまに生きた人ぼろの袋と聖書残しぬ
角川現代短歌集成・出詠5首(00年から08年の僕の作品から)
齊藤茂吉の「幻想詩」:鶴の歌
1960年生。「星座α」(選者)所属。日本ペンクラブ会員、現代歌人協会員。日本歌人クラブ会員。尾崎左永子に師事。「寺山修司論」で現代短歌評論賞候補作。角川短歌大賞候補作二回。神奈川県川崎生。
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