この前年(2011)夏、長年にわたる日本の音楽文化の発展及び友好親善への貢献が認められ、オータサンは76歳にして在ホノルル日本国総領事館にて「旭日単光章」 を日本総領事より受勲している。
本作は「Ohana - Ukulele Duo -(2006) 」以来、6年ぶりの親子ダブルヘッダーによる共演アルバム。前回はビクターによる日本制作盤だったので、本国ハワイではこちらが初となった。今回はジュニアの所属するハワイのLele Music Productionからのリリース。
ライナーノーツによれば元々はクリスマス・アルバムの制作を念頭に企画されたようだが、すっかり売れっ子になり多忙なご子息の都合がなかなか合わず、最終的にジュニアの提案で父オータサンの作曲家としての作品集として制作された。
プロデュースはオータサン、ジュニアと共にカラパナのDJ.Prattが名を連ねている。色々な意味で前作から6年の間にアーチストとして成長を遂げ、ジュニアの人脈や存在感がイニシアチブを取った作品だろう。(ジャケット写真の立ち位置も前作より心なしか堂々として見える。)
1 Wailea
2 Poipu I Kaua'i
3 Pua Lokelau
4 He'e Nalu
5 Spend Your Days of Summer With Me
6 Hapuna Sands
7 Saimin
8 An Island Special to Me
9 Beautiful Kanani
10 Waikiki Beach
11 Mele Ho'ohiamoe Keiki
2 Poipu I Kaua'i
3 Pua Lokelau
4 He'e Nalu
5 Spend Your Days of Summer With Me
6 Hapuna Sands
7 Saimin
8 An Island Special to Me
9 Beautiful Kanani
10 Waikiki Beach
11 Mele Ho'ohiamoe Keiki
サウンドは今回も二人によるウクレレ合奏のみ、そして今回も二人の息はピッタリである。たった二人なのに、演奏には余裕すら漂っている。