ウクレレとSwing(スヰング)音盤

Moon Exotica (2004) / Ohta-San


邦題「南国の月」。ゴンチチのチチ松村プロデュース。同氏はサザン関口氏らとともに、90年代のウクレレ再評価の最も熱心な立役者を担った人でもあり、新しい音楽リスナーに対するオータサンの紹介にも大きく貢献した。オータサンとの長年のご縁からの共演盤。

楽曲の大半は打ち込みによるヒーリング・ミュージックで、オータサンがウクレレ、バッキングのギターはチチ松村氏が演奏している。数曲はオータサンのウクレレ・ソロ(独奏)。収録時間30分も程よい、ゆったりとしたリラクゼーション音楽。オータサンの数多いアルバムの中では異色作だが、オータサンというアーチストをよく理解する音楽家の手による作品だけに、さすがに違和感なくまとまっている。

1. サヨナラ SAYONARA
2. 一人ぼっちの僕 AM ALL ALONE
3. ローラ LAURA
4. パストザムーン PAST THE MOON
5. 11時の夜汽車 TREM DAS ONZE
6. イスにもたれて BACK ON MY CHAIR
7. ムーンセット MOON SET
8. 月の光 CLAIR DE LUNE

レーベルはOn the Beach Records。楽曲はチチ松村提供の2曲(2,6)、オータサン自作曲(4,7)、8はドビュッシーの「月の光」。



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