ひーさま聖誕祭代わりの「アダムとダビデ」と、
棚卸し+夏休み終了間際の追い込み+今更な夏バテ感に苦闘している間に、
「超8兄弟」公開の日を迎えてしまった。
が、
(映画的な意味で)特撮僻地に済んでいるワタシは、
いまだウルトラ映画をスクリーンで見たことがない。
戦隊&ライダーは、ほぼ三ヶ月遅れとわいえ上映されるだけまだマシ。
映画館の経営方針なのか、資本系列的な問題なのか定かではないが、
頼みの綱はレンタルのみというのがこの地方の共通認識である。
なので、ひーさまの艶姿、いや、晴れ姿をスクリーンで拝めるアナタ、
是非まぶたを鬼開いて、僻地住民の分もガン見してきて欲しい。
そんなワタシの慰めとなるのが、このアーマードなわけで。
普段から、中身の出来がわからないままDVDを買うことはまずない。
しかし今回は、まあなんつぅか、アレだ。
ウルトラマンの穴を埋めるのはウルトラマンしかないってやつだ。
撮影時期が「超8兄弟」とかぶりまくってるので、
ひーさまヒカリでないことは百も承知。
しかし、ワタシはすでにヒカリ成分なしでは生きていけぬ身。
そんなわけで、
一日千秋の想いで待ち焦がれたSTAGE1がアレだったわけで・・・
ヱ?ヱ?ヒカリ成分ってこれだけ?うっそ~騙され・・・たわけではない。
お楽しみはSTAGE2までお預けってことで、
次回予告を頼みの綱に、更にもう一ヶ月待ち続けましたとも。
心して待たせていただきましたとも。
ってことで嬉々としてヒカリ成分抽出~~~♪
おいしいところはあらかじめ次回予告にちりばめてあったわけですが、
やっぱSTAGE2はいいねえ~いいねえ~すごいねえ~(エロい声)
前述の通り、超8の関係でひーさまヒカリでないことは折込済みだったわけだが、
じゃあ陛下のヨロイの中身はどちらさま????
やっぱTVで陛下演ってたソウマタン?
しかし平成三人男のダイナからソウマタンぽいオーラを感じるしなあ~
とかあれこれ妄想してたけど、テロップみて納得。
SAGAの丸山ヒカリ再登場&きびきび動く寺井師匠アーマードキタ~~~~!!
しかし、SAGAに比べて、なんだか丸山ヒカリがたくましく見えるんだが。
実際、筋肉増えてると思うけど、なんちゅうかエロさ倍増というか、
むしろ芝居の質が変わったというべきか。
SAGAの時は今よりアトラクショー的だった印象がある。
それはウルトラヒーローの「型」という観点で見れば、
全くもって正統な表現方法なわけで。
一方、今回は監督の演出手法の違いなのかもしれないが、
激しい殺陣であってもえらくしっとりして見えるというか、
力み感が控え目というか、アクションに「舞い」要素が増えたというか、
なんつーか優雅なんだよねえ~
で、これがまさに、ヒカリというキャラクターと、
丸山氏という演じ手の、明らかな成長変化だと思うわけよ。
それはメビウスも五十嵐くんも同じで、
これがあのとんでもない不思議ちゃんだったミライ?
今時の若者らしく、頭はいいけど上滑り感アリアリのハルザキくんも、
一年後には身も心もぐ~んとたくましくなってるんだろうなあ~
こういう点で、特撮って若手俳優さんの不器用さを上手く利用して、
きっちりキャラ立てしてるな~とつくづく・・・
内容的には、最終回で取りこぼした分をきっちり補完していたかと。
どう考えても1話分尺が足りてなくね?と思ったのは、
どうやら正解だったようだ。
動かない陛下とフェニブレとか、どこへ消えたか判らないセリザワの意識とか、
不完全燃焼だったのは、監督も同様だった模様だ。
つまり、元々は最終四部作の予定だったんだろうな~と。
本来の最終回は、
ヒカリが星斬丸で負わせた傷からエネルギーが漏れる→
ダークネスフィアに戻ってヨロイ着る→
リュウヒカリ&メビウス&GYUSが追う→
フェニブレ化+ファイナルメテオール発動→勝利→
その頃ウルトラ兄弟によって太陽回復→
ゾフィーがヒカリを迎えに来る→メビウス休暇をもらう→END
みたいな感じになるハズだったんじゃないかと。
しかしこうして最終回の補完分が制作されたってことは、
4部作目がかなり具体化してたってことなんだろうね。
最終章が三部作に短縮されたのは、やはり初代~エースの兄弟客演の影響かと。
80兄さんまではきっちり脚本が練り込まれてる印象があったけど、
劇場版メビ&兄弟がイイ感じに出来上がったから、
ここはひとつTVでも・・・と急遽構成を変更した結果だと思えるんだが、
果たして真相は如何に。
最後になったけど、アーマードダークネスの寺井師匠はやっぱ凄いねえ~
文字通り、超絶鎧甲冑そのもののいかついスーツから滲み出るおぞましさと、
宇宙工作員ケルスを思い出させる、
いや、むしろあの時以上の暴れっぷりのキレの良さといったら・・・もうね。
美しい346さまメビと漆黒のアーマードダークネスの絡みは、
まさに眼福の極!
唯一惜しむべきは、最終章に続いてセリザワが声だけの出演だったことかな。
人間体はセリザワのままでいて欲しいと切に願っているワタシだが、
いつかやってくる人間体の交代=若返りに備えて、
ヒカリで先行実験してみました・・・ってことなんだろうなあ・・・(´・ω・`)
だとしたらヒカリの中にセリザワの意識が残っている描写があったことを、
むしろを感謝しなければ・・・
佐野智樹監督、最終回に関してブログで色々文句垂れてすいませんでした。
アーマードでぞの疑問&不満に対するの答えを見つけることが出来ました。
この件について深く感謝するとともに、
次シリーズでのご活躍を心より祈念する次第であります。